瀬戸内ほととぎす [花]
大きなクリがパッカーン!!
全記事と同じ近場の里山へ 同じく100mmマクロ1本だけ持って
また行ってまいりました。
前回より半月ほど時が経っております。
ゲンノショウコ 白花と赤花。
キンミズヒキ (バラ科)
土手に色んな草花がゴチャゴチャ。
その中に本日の本命の花が咲いていました。
セトウチホトトギス
瀬戸内沿岸にしか分布しない(六甲山では西部)
草丈20~30cm
花びらと花柱に紅紫色の斑点がある 花びらの下部に黄色がある
ヤマジノホトトギスと似ていますが、以上のところが違います。
ワレモコウ(バラ科)
房が小さいですが まだ花粉を持っており花盛りです。
ヒガンバナ
元は田んぼか畑だった所の隅っこに咲いていました。
背景は全部セイタカアワダチソウ。
壁紙に使えるかな?
今の季節、この花がたくさん咲いていますが、
なんだったかな~。
後で調べるために全体も撮っておきます。
イタドリかな?
これ、アキカラマツですよね!
やはり確認するために葉も撮っておきました。
アキカラマツでした。
深山の植物だと思っていたのに近場にあってビックリ!
…いや、アンタが深山に住んでるんでしょう┐('` ;)┌
オオバコ
草の中の草、これぞ草!というオオバコにも花は咲きます。
チジミザサ(イネ科)
高さ10~30cmの小さな笹
白く(紫もあり)モジャっとしたのが雌シベだそうです。
イヌタデ(=赤まんま) このままでも可愛いのですが、
家のイヌタデにはポツンと一つ花が咲いていました。
ほらね、たま~に開花しているんです♡
台風一過の里山 [花]
超大型の台風9号と10号が去った後、
こちら神戸ではやや風が強いものの気温が下がり
一息ついています。
暑い日に出歩いて熱中症で倒れでもしたら
周りが困るだろうとひたすら
「お家にいよう!」を守ってきたので
私の場合一息つくとは…
フィールドに出ること♪
いざ、100mmマクロを持って雨上がりの里山へ!
黄色=キンミズヒキ 白=センニンソウ
ゲンノショウコ(白花)
ツリガネニンジン
ノブドウ
大きなクリの実
トキリマメの花
トキリマメのサヤ(実)
今は花と実が同時に見られます。
キンミズヒキ
へクソカズラの花が可愛いので、写真を大きくしました。
ガガイモはピンクの花が多いのですが
白花にもたまに会えます。
この花は遠かったので写真を大きくしましたが
花がほとんど向こうを向いています(・・;)
モシャモシャとした不思議な花です。
クズの花
足元に散っている薄紫のクズの花は
旺盛に茂る葉と違い、
秋らしい楚々とした風情。
よ~く見てください。
クズの花にツチイナゴの子供(幼虫2)がいます。
これから大人(成虫)になり越冬する子です。
ガンバレ!
湿原へ [花と虫]
6月16日。本格的な梅雨が来る前に東播磨の湿原へ行ってきました。
気温が31°cくらいあったでしょうか、
空気にモヤがかかっているような
「梅雨が来ますよ!」な日でした。
駐車場にいたツバメシジミ。 小さなシジミチョウの仲間のうちでも小さくて ヤマトシジミの半分位の小ささ。 後翅にある尾状突起にちなんで「ツバメ」の名が付いたそうです。 白地にオレンジ色の紋とこの突起がたまらない可愛さ。
おっと、湿原は駐車場から1kmほど歩かなきゃいけないのに ここで長々と遊んでいちゃあ日が暮れる。
「必ずここで靴底を洗ってください」
コシダの若葉(?)
先のほうが開けてきました。
ロープやらフェンスやら木道やら…、 かなり手を入れてくださっています。
蛾ですね。 青い鎧の上に毛皮のマント被ったようで格好良い! ところで、この白い小さなキク科らしき花は何でしょう? 写真を整理している時に気が付いて気になっています。
何個目の扉でしょう? 扉があるたびにヒモか金具を外して入り、 入ったらまた閉じておきます。
初々しく開いたばかりのササユリ。
お花屋さんではユリの花は花粉で花びらが汚れるのを嫌って 雄しべを切り取って売っていますが、 雄シベも花粉もあってのユリの花ですよ。
目的地についたようですが、ここがどこだかよく分かりません(笑)
第一湿原はフェンスが閉じられていたので 入っちゃいけないんだと思って通り過ぎたようです。 多分、ここは第二湿原。
湿地の中に作られた木道に足を踏み入れるとすぐに トキソウ(ラン科トキソウ属)が見られました。 数が少ないですが贅沢を言ってはいけません。 兵庫県では準絶滅危惧種ですから。
写真を撮れるところに咲いていたのは枯れかけた花。 とはいえ、美しい花の色です。
ハッチョウトンボ 雄
あこがれのハッチョウトンボがすぐ見つかりました。 本当に小さい。 写真では普通の赤トンボに見えますが、 大きさは2cm内。1円玉の中に収まるんですよ。
写真を大きくしても「夕焼け小焼けの赤トンボ♪」と同じ。
雄は100mmマクロでここまで寄っても逃げません。
雌は見つけにくく、草むらの奥まった所にやっと1っ匹見つけました。 木道からの撮影なのでアングルなんて言ってられません。 しつこく迫って逃げられました。
カキラン (ラン科カキラン属) トキソウと同じく準絶滅危惧種。
柿色だからカキラン。 トキソウもトキ(朱鷺)の翼の色だからトキソウ。
ノハナショウブ(野花菖蒲) 花菖蒲の原種。
もう会えないかもしれないので 湿原を出る前にもう一度パシャッ!
帰り道にタツナミソウを見っけ!
小さなハッチョウトンボは撮りにくかったので シオカラトンボをドアップで撮ってやった!(意味不明)
駐車場まで帰ってきてヒメジョオンにツバメシジミの雌。
内容タップリの湿原でしたがとても暑い日で疲れ果てました。 コンビニに寄ってフラッペをレンジアップして貰って ガツガツガリガリ食べて生き返り、 なんとか帰ることができました。
駐車場にいたツバメシジミ。 小さなシジミチョウの仲間のうちでも小さくて ヤマトシジミの半分位の小ささ。 後翅にある尾状突起にちなんで「ツバメ」の名が付いたそうです。 白地にオレンジ色の紋とこの突起がたまらない可愛さ。
おっと、湿原は駐車場から1kmほど歩かなきゃいけないのに ここで長々と遊んでいちゃあ日が暮れる。
「必ずここで靴底を洗ってください」
コシダの若葉(?)
先のほうが開けてきました。
ロープやらフェンスやら木道やら…、 かなり手を入れてくださっています。
蛾ですね。 青い鎧の上に毛皮のマント被ったようで格好良い! ところで、この白い小さなキク科らしき花は何でしょう? 写真を整理している時に気が付いて気になっています。
何個目の扉でしょう? 扉があるたびにヒモか金具を外して入り、 入ったらまた閉じておきます。
初々しく開いたばかりのササユリ。
お花屋さんではユリの花は花粉で花びらが汚れるのを嫌って 雄しべを切り取って売っていますが、 雄シベも花粉もあってのユリの花ですよ。
目的地についたようですが、ここがどこだかよく分かりません(笑)
第一湿原はフェンスが閉じられていたので 入っちゃいけないんだと思って通り過ぎたようです。 多分、ここは第二湿原。
湿地の中に作られた木道に足を踏み入れるとすぐに トキソウ(ラン科トキソウ属)が見られました。 数が少ないですが贅沢を言ってはいけません。 兵庫県では準絶滅危惧種ですから。
写真を撮れるところに咲いていたのは枯れかけた花。 とはいえ、美しい花の色です。
ハッチョウトンボ 雄
あこがれのハッチョウトンボがすぐ見つかりました。 本当に小さい。 写真では普通の赤トンボに見えますが、 大きさは2cm内。1円玉の中に収まるんですよ。
写真を大きくしても「夕焼け小焼けの赤トンボ♪」と同じ。
雄は100mmマクロでここまで寄っても逃げません。
雌は見つけにくく、草むらの奥まった所にやっと1っ匹見つけました。 木道からの撮影なのでアングルなんて言ってられません。 しつこく迫って逃げられました。
カキラン (ラン科カキラン属) トキソウと同じく準絶滅危惧種。
柿色だからカキラン。 トキソウもトキ(朱鷺)の翼の色だからトキソウ。
ノハナショウブ(野花菖蒲) 花菖蒲の原種。
もう会えないかもしれないので 湿原を出る前にもう一度パシャッ!
帰り道にタツナミソウを見っけ!
小さなハッチョウトンボは撮りにくかったので シオカラトンボをドアップで撮ってやった!(意味不明)
駐車場まで帰ってきてヒメジョオンにツバメシジミの雌。
内容タップリの湿原でしたがとても暑い日で疲れ果てました。 コンビニに寄ってフラッペをレンジアップして貰って ガツガツガリガリ食べて生き返り、 なんとか帰ることができました。
黒の魅惑 [日々のこと]
ツヤッツヤのナミテントウ黒地に赤2紋型。
魅惑 = 人の心をひきつけ 理性を失わせること
山道の脇に黒い傘のキノコがポツンと立っていました。
高さは12~13cm
黒い!
傘の裏を見たくて落ちていた小枝でそっと持ち上げると
裏のヒダヒダも真っ黒!!
そして持ち上げるのに使った小枝に黒い液が・・・。
ヒトヨタケ 英名はインク・キャップス
成熟した傘は周縁より中心部に向かって自己消化で次第に液化し
ついには柄のみ残し、一夜で溶けて黒色の胞子を含んだ
黒インクのような液と化してしまう。
これがヒトヨタケの名の由来。
Wikipedia より
出会った個体はかなり液化の進んだ物でしたが
成熟前のキノコはありふれた褐色らしいので
目に止まらなかったかも。
黒ってヤバイ。
なお、キノコといえば毒の有無が気になりますよね。
これはどうでしょうか。
ふふふ・・・。
イカ墨パスタにでも混ぜましょうか。
野生のアジサイ [花]
関西が梅雨入りした日、どうしてもコアジサイを見ておきたくて
霧雨の中を再度山へ行ってきました。
どんよりしたお天気のうえ、山の中なので撮りにくいったらなかったですが
「雨が続きます」なんて天気予報で言われると
「花が終わってまう~!!」と家でじっとなんかしていられませんでした。
写真の悪さはお天気のせいです。悪しからず(´・ω・`)
コアジサイ (子紫陽花)
日本固有種で本州関東以西・九州・四国の明るい林の中や林縁に自生する。
花はアジサイに特徴な装飾花はなく、すべて普通花で両性花からなり、
白から淡青色の5弁花が密集して複散房状になる。
Wikipedia より
コアジサイ
野生らしさが魅力です。
・・・・・・・・・・・
まだ満開には早いヒメアジサイ
これもまだ早いヤマアジサイ
アジサイの仲間のコガクウツギの花期はそろそろ終わり。
森の妖精のような実になっています。
あ、虫の写真を入れ忘れた。。。
やしろの森公園 開放! [花]
やしろの森公園へ5月24日(日)に行ってきました。
こんな辺境の自然公園でも自粛中の日曜日ともなれば駐車場は密!
森林公園とか里山公園は
もともとの森も川も田んぼもみ~んな公園に含まれるので広くて、
駐車場が満車でも公園内はフィジカル・ディスタンスなんて気を使わなくても
大丈夫なんですよ。
どうして閉鎖していたのか不思議です。
カキの花が綺麗に咲いていました。
カキ、わかりますか?柿ですよ。
秋に食べると美味しいあの柿です。
「柿に花が咲く?」と思っていた人はいないでしょうね。
咲くんですよ。
地味で目立たないから気を付けていないと見逃します。
外に大きなガクが4枚あって、その内側に花びらが4枚。
雌シベも4つに割れています。
こんなに揃っている花は初めて撮れました。
貴重な写真です(笑)
地面近くに咲いているコナスビ(小茄子)
全国で普通に見られるそうですが、私の近場にはいなくて
山に来た時にしか会えないです。
何が写っているか分かりますか。
シライトソウ
一つの花は緑の子房を中心に
雌シベ・雄シベ・そして糸のような花被片6枚(4枚しか見えない)で
出来ているそうです。
こんな目立たな~く咲いている花を盗んで持って帰ろうなんて
不心得な人がいるなんてね、
私には理解不能だわ。
シオカラトンボ
コガクウツギ
コウゾ(雌花) 和紙の原料
イ 畳表の材料
イ、またはイ草は涼しげなのでうちの庭にも(雑草として)あります。
ヤマボウシ
白い花は(正しくはガク)まだ少し緑がかった初々しさ。
風で枝が大きく揺れて撮りにくいです。
前が田んぼになっている東屋に着きました。
ここの公園は林間を歩くので暑くないけれど
この東屋に靴を脱いで上がると風が心地よいです。
先客は若い男性3人。
良い穴場を見つけられましたね。
子供の時に学習に来ていたのかな。
さっきのヤマボウシの木はこの東屋のそばにあります。
は~い、虫さんですよ~♪
この木に止まっているのは・・・
ヒカゲチョウの仲間だと思います。
イチモンジセセリ
シロツメクサばかり目立っていますが、花の上に止まっています。
すぐに飛んでいってしまって写真がこれ1枚しかないんです。
ムラサキサギゴケ
不思議な造形です。
花の奥にはカキドオシと同じような雌シベと雄シベが隠れているのでしょうか。
気になります。
が、この花を開いてまで見たいと思わないところが大人な猫です。
キンモンガ 蛾ですよ。
かなり美しい個体だと思います。
この子を撮ったのは帰り道。
実は往きにも同じ場所で出会っていて、ちゃんと撮っておりました。
何か変だな?とよく見ると、
細い葉の裏側に止まっているからお腹が丸見え!
可愛いのでお腹部分を大きくしま~す。
虫だから脚が6本ありますが、
前の2本はやはりお手々って感じですね。
可愛い♪
駐車場に帰ってきました。
よく歩いたので少々酸欠気味。
危ないので休んでから帰ることにします。
やしろの森公園には自販機がないので要注意!です。
木に咲いているこの花、アセビでもないしドウダンツツジでもない。
なので ネジキ!
間違っていればご指摘くださるとありがたいです。
まだアップしていない春の花の写真があります。
野山を歩くのは好きですがデスクワークが苦手で
整理するのに時間がかかっています(^_^;)
おまけに7年使っているノートPCが勝手な動きをやらかしてくれたりして。
テレワーク(?)の助成に各家庭一件に1台PCを配布して頂けると嬉しいのですが。
家庭の郵便受けに入る、薄型のノートPCをヨロシク。。。
三木山森林公園 開放! [花]
三木山森林公園の屋外部分が開放になったので行ってきました。
自粛なのか開演されていることをご存じないのか
意外と入園者が少なかったです。
広場はシロツメクサと鳥の鳴き声でいっぱい♪
蕾をつけたセイヨウボダイジュ
今年も初々しい芽生えの時を逃してしまいましたが
もうすぐ花嫁のベールのような白い花が見られます。
木の下にすっぽりと入って外を見ていると
すっかり初夏ですねぇ。
こちらは日本のボダイジュ。
オオバボダイジュかな?
昨年の実が残っています。
大きなカシワの木に止まってこちらを見ている
スズメより少し大きな鳥、誰でしょう?
鳴きもせずにずっとこの枝にいます。
写真を大きくするとセグロセキレイでした。(あんたか~い!)
地面の上を歩いていれば直ぐにわかったのに。
木の枝にセキレイ!?
なんか似合わない。
モミジの翼果がまだ若い。
シロツメクサに混じってニワゼキショウが咲いています。
が、どこかしらニワゼキショウと違うような・・・。
背が高いのと、実が大きいのと、
花の開き具合が少し閉じ気味のように見えます。
調べるとこれはオオニワゼキショウでした。
こちらがニワゼキショウ。
どちらも北米原産の帰化植物。
ニワゼキショウの方は観賞用に輸入したものだと記憶しています。
註:輸入した当時に私が見ていたわけではありません。
ヒナギキョウ (キキョウ科)
5~6mmの小さな花。
小さな花には小さな虫が来ます。
大きな芝生広場で屈み込んで小さな虫や花を撮っている私。
何を撮っているのか気になるのでしょう、
人が通るたびに「こんな所に何がいるんだ?」という視線を感じますが
そっとしておいてください。
私は楽しいです。
何か考え込んでいるフキバッタの子供。
この子もそっとしておいてあげましょう
ヒラタアブが来ているこのハコベ、
花が少し大きいような・・・ ワクワク♪
花が遠いのでこの写真の花の部分を大きくしますね。
やっぱりッ!
ハコベの仲間で花が少ーし大きめのウシハコベです。
ウシハコベの特徴は雌シベの花柱が5本あるんです。
他のハコベは3本。
私はこの花が大好きでケータイの待ち受けにしています。
ヒラタアブも可愛いので大きくしました。
スイレン
コウホネ
低高木に白い花がワンサカ咲いています。
純白でとても綺麗。
オオカナメモチでした。
同定の決め手は1枚写っている赤い葉。
最後にまだ見て撮っておきたい花があります。
久しぶりの三木山森林公園は忙しいです。
ユリノキ
とても背が高くなる気で、公園や街路樹に多く植えられています。
花の咲いている位置が高いので取るのが大変。
カップの中を見たくて、ブロックの上に乗って背伸びして…大変。
たくさん歩いてたくさん撮って、力尽きました。。。
次に行くのはネムノキの花が咲いていて、
バンの子供たちがスイレンの葉の上を歩き回っている頃になると思います。
楽しみです。
帰化植物 [花]
帰化植物・外来植物と言いますがどう違うのでしょう。
この二つは同じで、平和的な外来種が帰化種となり、
在来種を駆逐してしまう好戦的な外来種が侵略的外来種と言われ、
特に好戦的な生物は特定外来生物被害防止法に指定されています。
大まかなところで招き猫はそう理解しています。
とはいえ、オオキンケイギクは綺麗だし、
アライグマは可愛い。
狭い日本で増やしちゃあいけない生物だけれど
一匹の猫が目くじら立てて嫌うほどのものでもない。
って感じかな?
風化した花崗岩で足元が滑る登山道を再度谷に下りていくと茶屋があります。
下の写真の花はその近くに咲いていました。
ツルニチニチソウ
ヨーロッパ原産 明治時代に観賞用に輸入。
その後野生になったものもあり帰化。
違う撮り方をした2枚の写真ですが、
この花はもっと可憐に撮るべきだったと反省。
シャガ
中国原産 同じく観賞用としてかなり古くにやって来た植物。
この花たち、帰化して長くなるのに
未だに人の傍が住み良いようです。
踊り子草と踊る春の日
記事にするのが遅くなりましたが
4月5日 姫路市の北部夢前川(ゆめさきがわ)上流に
桜のお花見も兼ねてオドリコソウを見に行ってきました。
アケビの花も満開です。
目的地に着く前に夢前川沿いの道をそれて林道に入ると
川の水の澄んでいること!
道を譲りあった人に「この奥で車をターンさせるのは難かしい」と言われ
この川の上流に向かうのをあきらめましたが、人家はあるそうです。
何をして暮らしていらっしゃるのでしょう。
林業? いやいや、セカンドハウスかも。
林縁に咲いていたヤマルリソウ(山瑠璃草)。
ホタルカズラと同じムラサキ科で形もよく似ていますが
山に行かないと会えません。
お昼はビュッフェスタイル。
席はゆったりしていたけれど、何でコロナのこの時期にビュッフェなんだ?
しかも健康とか癒しとかをテーマにしているメニュー。
毎日の食事に気を使っているんだから
たまの外食は健康なんて考えたくないよ。
もっと調べてから行けば良かった。
(肉を出せ〜!)
ごめんなさい。思い出して熱くなりました。
はい、気を取り直して夢前川の河原です。
草むらにお目当てのオドリコソウ(シソ科オドリコソウ属)が咲いていました。
何年も前にこの辺に”鴨のつけラーメン”を食べに来た時に
この花が咲いていたんです。
(ちなみに、そのラーメンもイマイチでした)
珍しい花ではないそうですが、私が見たのはここと
兵庫県北部の阿瀬渓谷でだけ。
姫が付かない本物のオドリコソウは
立派で見ごたえがあります。
花の中を覗こうと頑張って下から撮ったんですけどね、
傘で顔を隠している踊り子さん。
手前にヒメオドリコソウ、奥にオドリコソウ。
外来種のヒメオドリコソウも同じくシソ科オドリコソウ属。
カラスノエンドウと一緒に。
同じ草むらに咲いていた、4弁の菜の花にしては大きな花は誰でしょう。
帰ってから調べたら、これがクサノオウ(ケシ科)。
ケシ科と言われればケシですね。
名前だけは知っていました。
あなたに会えて私はとても嬉しい。
これ、何かわかりますか(笑)
アケビの雄花がシベを開いているんです。
こんなに開いているのはちょっと珍しいでしょう?
何の花かと思いました。
さて、最後に取って置きの花ですよ。
カキドオシですが、
この花の上唇の内側にもうひとつの花を見つけました。
ほら、ピンクの雄シベが花の形♪
猫の目ぢからはまだまだ健在でッす。