猫も歩けば キンラン♪ [花]
5月3日 花を探して神戸市北区丹生山系を歩く。
ニホンアマガエル Aさん
同じく Bさん
二匹のニホンアマガエルに会いました。
(トリミング)
日差しが強く、影が石にハッキリ写っているので
翅が8枚!?状態です。
この子はヒメサナエでしょうか。
(トリミング)
さっきのヒメサナエ(?)ともう一匹がつながって飛んでいたので
雌雄だと思って見ていたのですが
写真を大きくしてみると別種で
下のが上のトンボに捕獲されていたのかな?
ショウジョウバカマの実です。
アメンボ
背中にもう一匹乗せていても沈みません。
すばらしい構造です。
アメンボの作る水の輪に癒されます。
そして・・・・・
キンランに出会いました。
ラン科キンラン属の多年草
山や丘陵に生える地上性のラン
環境省のレッドデーターブック絶滅危惧Ⅱ類にランク
神戸市ではCランク
キンランは3本生えていました。
3本も!!
でもまだ蕾だったので翌日にまたテクテクと山道を歩いて
見に行ってきました。
5月4日 上と同株のキンランの花
1日経ったくらいじゃ変わりがないな。
前日の筋肉痛と疲れを持って歩いたので
キンランの生えている斜面でふらつきコケそうになり Σ(゚д゚lll)
「キンランを踏んじゃダメ!!」と頑張ったので
筋肉痛がより強くなりました(トホホ)
でもキンランを踏まずに踏ん張れた私を褒めてやりました。
「猫ちゃん、あんたはエライ!」
2回目の訪問時に迎えてくれたのは
ピョンと飛んできて、肩から下げていたカメラバッグにとまった
ツチイナゴ
秋の終わりに成虫になり、冬を無事に越した一匹でしょうか。
涙目が越冬の苦労を物語っています(T_T)
地面を這うように生えている小さな花を見つけました。
どれだけ小さな花か分かっていただけるように
スミレの葉と一緒に撮りました。
ヒメハギ(姫萩)ヒメハギ科
日当たりの良いところに生え、特に珍しくない野草だそうですが
「初めまして」でした。
カラスノエンドウ
ニガナ
ニワゼキショウ
見慣れた野草はホッとさせてくれますね。
ヤマフジだと思って撮ったのですが
フジかもしれない。
淡河城址に咲いていました。
GWは人のいない所を探してよく歩きました。
本当に気持ちの良い季節です。
が、近畿地方はもう梅雨入り…。
花たちが咲き急いでいたのは
梅雨が早く来ることを知っていたからでしょうか。
今年は多くの植物の花期が例年に比べて短かったように思います。
虫たちもきっと寂しいことでしょう。
いや、寂しいどころか彼らにとってこれは死活問題です。
プチ桜堤 [花]
前記事の写真を撮った帰り道に
プチ桜堤を見つけて寄りました。
向こうに霞んでいるのが六甲山系の西の端。
さっき行ってきた帝釈山系の稚子ヶ墓山。
川は志染(しじみ)川。
合流を繰り返し、名前を変えて最期は加古川となって瀬戸内海に着きます。
畑の中に大きなソメイヨシノの木があったのですが、
大きさが撮れない(・・;)
こうかな?
こうかな?
いや~、私には無理だわ。
ナズナ(ぺんぺん草)
ホトケノザ
キュウリグサ
オランダミミナグサ
カラスノエンドウ
ノイチゴ
マクロレンズで足元の小さな花をちまちまと撮っているのが
しょうに合っているようでございます。
近くに住んでいらっしゃる方が植えられたのでしょうか、
川べりの桜はみんな八重で弁慶咲きでした。
おしゃれ♪
森の中の春 [花]
千葉のブロガーさんがツリアブ(虫)とフデリンドウを載せていらっしゃいました。
「私もッ!!」と慌てて丹生山系のフデリンドウのポイントに行ってきたのですが
こちらは神戸のチベットと呼ばれている北の地、
気配すらありませんでした。
ああ、北国の春は遠い。。。
ヤブツバキが鮮やか。
アケビの花もまだ蕾。
ウグイスカグラ
森の中の古い溜池に大きな緋鯉が!
真鯉も!
下向きに花が咲くモミジイチゴ
キブシ
ミドリハコベ
まだ花粉を出していないピンクの雄シベを持っている花を探して撮るのは
とても楽しい。
(トリミング)
白いウサギがピンクのリボンをつけているよう♡
ショウジョウバカマ
流れのそばに咲くので撮るのに足場が悪い。
この花も少なくなってきたように思う。
…というか、こんな環境が減ったというか…。
フデリンドウにもツリアブにも会えませんでしたが
今日は日当たりの良い野原ではなく、森の中でひっそりと
春の訪れを喜んでいる花たちの様子を見てきました。
春の花たちの命は短いので年によっては会えないこともあるのですが
たくさんの植物が次々と開花を迎える春という季節。
山にも野にも出来るだけ足を運びましょう♪
休耕田で「ん?」な草の花たち [花]
晩秋の日曜日に加西市玉丘史跡公園へ行ってきました。
公園には前方後円墳の玉丘古墳をはじめ大小の古墳があり、
この古墳を囲んだ堀に来るカワセミやトンボを撮りに来ることが多いのですが
今回は周辺にある池や畑の草を見に来たので
公園は駐車場を利用させてもらうだけ・・・って、
あらら、いつもがら~んとしている駐車場が満車!!
ハコネウツギの狂い咲き
しまった、今日はコロナ下の日曜日でした。。。
普段から人が集まる所は遠慮して
ひと気のない場所を探して遊んでいる招き猫ですが
コロナが流行してからはそんな所はかえって人が集まることを
忘れて来てしまいました。
いつもは遊具が寂しそうに並んでいるだけの広場にテントまで張られて
若いご家族で密・密な状態!
みなさん、今はご不自由な生活でしょうが、
ストレスをためないように頑張ってくださいね。
さて、とにかく車を置けましたので 草・草♪
すぐに目に付いたのがこの赤い花。
5弁の花?
背は高くなく紅葉していて。全体に白い粉を吹いているような…。
初めて見ました。
外来種でしょうか。
外来種なら調べるのが大変だなぁ
帰宅後「晩秋・野草・赤(または紫)の花」で検索しても
全くかすりもせず。
根気よく画像の中から探しているとヒットしましたが
なんと申しますか、笑ってしまいました。
これは花ではなく実。
シロザ(アカザ科)花は黄緑色
道端や荒地に多く見られる。
(見てないよ~)
初っ端から疲れましたが、次に行きます。
これまた何ですか?
黄花のタネツケバナ?
イヌガラシ(アブラナ科)でした。
またまた何ですか?
ナズナ(ぺんぺん草)の黄花タイプ?
でも、実の形が違う。・・・泣きそう
スカシタゴボウ(アブラナ科イヌガラシ属)
透かし田牛蒡(名前の由来は不明)
以上、3種の草は有史以前に稲と共に渡来した
史前帰化植物だそうです。
シロザとヤマトシジミ
撮影 16:00
11月ですが元気なコスモスが見られました。
ユウゲショウ
コシロノセンダングサ(キク科)
実はおなじみのひっつき虫。
ハキダメギク(キク科)
上のコシロノセンダングサを初めて見たとき、
「大きなハキダメギク!!」と思ったのですが
今回はコシロノセンダングサを撮りに来て
たまたま傍にハキダメギクが咲いていたのです。
v(=^0^=)v
ハキダメギクとホトケノザ(シソ科)
コシロノセンダングサと紅葉したムラサキエノコログサ。
あぜ道を歩き、水路を飛び渡り、
帰宅してからは調べ物で泣かされ、
おまけに翌日は腰が痛み・・・でしたが、
まだまだ知らない草がそこら中にある!
楽しみがいっぱい…い~っぱい♪
ああ、早く春が来ないかな
ヤマラッキョウ [花]
ヤマラッキョウ 野山に自生する在来種
ちなみにラッキョウは中国原産で薬用に使われ、
食用になったのは江戸時代からだそうです。
ヤマラッキョウを改良して食用のラッキョウを作ったのかと思ってたわ。
で、ヤマラッキョウは何科植物かというと、
ユリ科と書かれているサイトとヒガンバナ科とがありまして
混乱してしまったのですが、
ユリ科からヒガンバナ科へ移されて、
現在はヤマラッキョウ・ラッキョウはヒガンバナ科ネギ属でございます。
撮影日は花の盛りから少し遅くなってしまいました。
ギリギリ間に合った、ってところかな。
背の高い草の下の方に目立たなく咲いています。
遅くなったのは、これまで行っていた所が
イノシシよけネットで入れなくなっていて
それではこちらのネットの力を借りるべいと
花ブログを見て回って見つけました(ありがたや)。
(トリミング)
西洋ミツバチが来ていますが
ヤマラッキョウの蜜の味ってどんなでしょう。
ちょっと頂きたくないような・・・。
今年も見れて良かった。。。
日本の秋は紫の花 [花]
10月21日、三田市の奥「高平ナナマツの森へ行ってきました。
テントと小さなコスモス畑。
ここは黒豆の枝豆刈りができる所です。
下手な看板よりもずっと人目を引きます。
向こうに見えているのが有馬富士かな?
遠くのコスモス畑より近くのセイタカアワダチソウ。
代表的な外来植物に西洋ミツバチ。
マルバルコウソウ
これも外来種。
観賞用として渡来、野生化。
日がすっかり短くなって、谷を奥に入っていくとすぐに暗くなってしまいました。
うん?
久しぶりに見たアキチョウジ。
アキチョウジ(シソ科)とヒラタアブ。
蜜まで届いているのでしょうか。
アキノタムラソウ(シソ科)
ツリガネニンジン
イヌタデと・・・・・ノコンギク(?)
リンドウを1本見つけましたが、
15:40ではもう薄暗くて、花は閉じてしまっていました(´・ω・`)
出直すかな~。
キンモクセイの香り [花]
ハロウィーンに合わせたように咲くキンモクセイなので
それらしい雰囲気で撮ってみました。
いかがでしょう。
変わった花です。
ヒラヒラした花弁はなく花全体が分厚く
合弁花で花冠が4裂、中心部に雄シベが2本。
雌シベは退化していて実が生ることはありません。
調べるとキンモクセイは雌雄異株でこれは雄株だそう。
では雌株は?
実は?
キンモクセイは中国原産で日本には雄株しか渡来していないそうで
雄株しかないので挿し木で増やすそうです。
さて、それなら雌花はさぞ地味なのかなと思いつつ探すと
同じように興味を持った方が中国のサイトで検索して
写真を載せてくださっていました。
苦労して探されたそうです。
その写真を見ると雄花と同じオレンジ色の花の中央に
雌シベと、退化した雄シベの跡が2つありました。
原産国の中国にも雌株は少ないそうで、
香りだけで人を魅了し株を増やすというキンモクセイの生き残り方、
やりますな。。。
いやいや、本当は雌雄並んで年ごとに実をつけたいのでしょうね。
(´;ω;`)
コスモスまつり中止 [花]
10月6日に丹波清住に行ってきました。
コスモスまつりはコロナの影響で中止になったことは知っていましたが
まさかコスモス畑が全く無いとは・・・ビックリでした。
よくよく考えれば春にチューリップ祭りが中止になった所で
「人が集まってはいけない」と
チューリップの花を刈り取っていたニュースがありましたね。
秋咲きのコスモスの種の蒔きどきは初夏なので
今年は種まきからしなかったのでしょう。
私たちの他にも「コスモスはどこかしら?」と
ウロウロしている人たちがいました。
本当に残念。
ひと様のお庭に咲いているコスモスにカメラを向けるわけにもいかず
なにか咲いていないかな?と探して撮ったのが お寺さんの門前に咲いていた白い彼岸花。
白花曼珠沙華と呼ばれています。
この花は赤色の彼岸花と黄色のショウキズイセン(鐘馗水仙)の
自然交雑種と言われていて、
九州などの暖かい地域に自生していますが
その他の地域で見られるものは
人工的に植えられたものが多いそうです。
純白でなく赤みや黄色みが混じっているところに
野趣があっていいですね。
お寺の石段で巣作りのための土をせっせと集めていた
ムモントックリバチ ドロバチ科 (多分)(^_^;)
攻撃性が低いので近寄っても大丈夫ですが
近付きすぎると逃げられます。
攻撃性が強いかどうかは帰ってから名前を調べている時に知りましたけど...。
清住を出てR175を南下。
お昼は以前にたまたま入った“夫婦橋”さんで
またまたお刺身定食。
お刺身がとっても美味しいんです。
お値段はなんと1,260円。
度々行きたいのですがお昼を食べるにはちょっと遠いのがねえ。
ショーケースの張り紙に虫が?
モンカゲロウ(?)
そのままR175を南下して
西脇市の道の駅”北はりまエコミュージアム”で一休み。
秋のスイレンはなぜか光を集めてギラギラしていました。
池の柵に張られていたクモの巣。
パッチワークのパターンにクレイジーキルトといって
大きさ形の違う布を不規則につなげるものがあるのですが
それに似てこれはとても面白い。
不規則とかランダムとかいい加減とか...
簡単なようでなかなか難しいゲージュツです。
瀬戸内ほととぎす [花]
大きなクリがパッカーン!!
全記事と同じ近場の里山へ 同じく100mmマクロ1本だけ持って
また行ってまいりました。
前回より半月ほど時が経っております。
ゲンノショウコ 白花と赤花。
キンミズヒキ (バラ科)
土手に色んな草花がゴチャゴチャ。
その中に本日の本命の花が咲いていました。
セトウチホトトギス
瀬戸内沿岸にしか分布しない(六甲山では西部)
草丈20~30cm
花びらと花柱に紅紫色の斑点がある 花びらの下部に黄色がある
ヤマジノホトトギスと似ていますが、以上のところが違います。
ワレモコウ(バラ科)
房が小さいですが まだ花粉を持っており花盛りです。
ヒガンバナ
元は田んぼか畑だった所の隅っこに咲いていました。
背景は全部セイタカアワダチソウ。
壁紙に使えるかな?
今の季節、この花がたくさん咲いていますが、
なんだったかな~。
後で調べるために全体も撮っておきます。
イタドリかな?
これ、アキカラマツですよね!
やはり確認するために葉も撮っておきました。
アキカラマツでした。
深山の植物だと思っていたのに近場にあってビックリ!
…いや、アンタが深山に住んでるんでしょう┐('` ;)┌
オオバコ
草の中の草、これぞ草!というオオバコにも花は咲きます。
チジミザサ(イネ科)
高さ10~30cmの小さな笹
白く(紫もあり)モジャっとしたのが雌シベだそうです。
イヌタデ(=赤まんま) このままでも可愛いのですが、
家のイヌタデにはポツンと一つ花が咲いていました。
ほらね、たま~に開花しているんです♡
台風一過の里山 [花]
超大型の台風9号と10号が去った後、
こちら神戸ではやや風が強いものの気温が下がり
一息ついています。
暑い日に出歩いて熱中症で倒れでもしたら
周りが困るだろうとひたすら
「お家にいよう!」を守ってきたので
私の場合一息つくとは…
フィールドに出ること♪
いざ、100mmマクロを持って雨上がりの里山へ!
黄色=キンミズヒキ 白=センニンソウ
ゲンノショウコ(白花)
ツリガネニンジン
ノブドウ
大きなクリの実
トキリマメの花
トキリマメのサヤ(実)
今は花と実が同時に見られます。
キンミズヒキ
へクソカズラの花が可愛いので、写真を大きくしました。
ガガイモはピンクの花が多いのですが
白花にもたまに会えます。
この花は遠かったので写真を大きくしましたが
花がほとんど向こうを向いています(・・;)
モシャモシャとした不思議な花です。
クズの花
足元に散っている薄紫のクズの花は
旺盛に茂る葉と違い、
秋らしい楚々とした風情。
よ~く見てください。
クズの花にツチイナゴの子供(幼虫2)がいます。
これから大人(成虫)になり越冬する子です。
ガンバレ!