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湿原へ [花と虫]

6月16日。本格的な梅雨が来る前に東播磨の湿原へ行ってきました。 気温が31°cくらいあったでしょうか、 空気にモヤがかかっているような 「梅雨が来ますよ!」な日でした。


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駐車場にいたツバメシジミ。 小さなシジミチョウの仲間のうちでも小さくて ヤマトシジミの半分位の小ささ。 後翅にある尾状突起にちなんで「ツバメ」の名が付いたそうです。 白地にオレンジ色の紋とこの突起がたまらない可愛さ。


おっと、湿原は駐車場から1kmほど歩かなきゃいけないのに ここで長々と遊んでいちゃあ日が暮れる。



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「必ずここで靴底を洗ってください」




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コシダの若葉(?)




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先のほうが開けてきました。




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ロープやらフェンスやら木道やら…、 かなり手を入れてくださっています。




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蛾ですね。 青い鎧の上に毛皮のマント被ったようで格好良い! ところで、この白い小さなキク科らしき花は何でしょう? 写真を整理している時に気が付いて気になっています。


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何個目の扉でしょう? 扉があるたびにヒモか金具を外して入り、 入ったらまた閉じておきます。


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初々しく開いたばかりのササユリ。




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お花屋さんではユリの花は花粉で花びらが汚れるのを嫌って 雄しべを切り取って売っていますが、 雄シベも花粉もあってのユリの花ですよ。




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目的地についたようですが、ここがどこだかよく分かりません(笑)

第一湿原はフェンスが閉じられていたので 入っちゃいけないんだと思って通り過ぎたようです。 多分、ここは第二湿原。



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湿地の中に作られた木道に足を踏み入れるとすぐに トキソウ(ラン科トキソウ属)が見られました。 数が少ないですが贅沢を言ってはいけません。 兵庫県では準絶滅危惧種ですから。



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写真を撮れるところに咲いていたのは枯れかけた花。 とはいえ、美しい花の色です。


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ハッチョウトンボ 雄
あこがれのハッチョウトンボがすぐ見つかりました。 本当に小さい。 写真では普通の赤トンボに見えますが、 大きさは2cm内。1円玉の中に収まるんですよ。



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写真を大きくしても「夕焼け小焼けの赤トンボ♪」と同じ。




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雄は100mmマクロでここまで寄っても逃げません。




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雌は見つけにくく、草むらの奥まった所にやっと1っ匹見つけました。 木道からの撮影なのでアングルなんて言ってられません。 しつこく迫って逃げられました。


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カキラン (ラン科カキラン属) トキソウと同じく準絶滅危惧種。



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柿色だからカキラン。 トキソウもトキ(朱鷺)の翼の色だからトキソウ。




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ノハナショウブ(野花菖蒲) 花菖蒲の原種。





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もう会えないかもしれないので 湿原を出る前にもう一度パシャッ!




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帰り道にタツナミソウを見っけ!




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小さなハッチョウトンボは撮りにくかったので シオカラトンボをドアップで撮ってやった!(意味不明)




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駐車場まで帰ってきてヒメジョオンにツバメシジミの雌。



内容タップリの湿原でしたがとても暑い日で疲れ果てました。 コンビニに寄ってフラッペをレンジアップして貰って ガツガツガリガリ食べて生き返り、 なんとか帰ることができました。







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