休耕田で「ん?」な草の花たち [花]
晩秋の日曜日に加西市玉丘史跡公園へ行ってきました。
公園には前方後円墳の玉丘古墳をはじめ大小の古墳があり、
この古墳を囲んだ堀に来るカワセミやトンボを撮りに来ることが多いのですが
今回は周辺にある池や畑の草を見に来たので
公園は駐車場を利用させてもらうだけ・・・って、
あらら、いつもがら~んとしている駐車場が満車!!
ハコネウツギの狂い咲き
しまった、今日はコロナ下の日曜日でした。。。
普段から人が集まる所は遠慮して
ひと気のない場所を探して遊んでいる招き猫ですが
コロナが流行してからはそんな所はかえって人が集まることを
忘れて来てしまいました。
いつもは遊具が寂しそうに並んでいるだけの広場にテントまで張られて
若いご家族で密・密な状態!
みなさん、今はご不自由な生活でしょうが、
ストレスをためないように頑張ってくださいね。
さて、とにかく車を置けましたので 草・草♪
すぐに目に付いたのがこの赤い花。
5弁の花?
背は高くなく紅葉していて。全体に白い粉を吹いているような…。
初めて見ました。
外来種でしょうか。
外来種なら調べるのが大変だなぁ
帰宅後「晩秋・野草・赤(または紫)の花」で検索しても
全くかすりもせず。
根気よく画像の中から探しているとヒットしましたが
なんと申しますか、笑ってしまいました。
これは花ではなく実。
シロザ(アカザ科)花は黄緑色
道端や荒地に多く見られる。
(見てないよ~)
初っ端から疲れましたが、次に行きます。
これまた何ですか?
黄花のタネツケバナ?
イヌガラシ(アブラナ科)でした。
またまた何ですか?
ナズナ(ぺんぺん草)の黄花タイプ?
でも、実の形が違う。・・・泣きそう
スカシタゴボウ(アブラナ科イヌガラシ属)
透かし田牛蒡(名前の由来は不明)
以上、3種の草は有史以前に稲と共に渡来した
史前帰化植物だそうです。
シロザとヤマトシジミ
撮影 16:00
11月ですが元気なコスモスが見られました。
ユウゲショウ
コシロノセンダングサ(キク科)
実はおなじみのひっつき虫。
ハキダメギク(キク科)
上のコシロノセンダングサを初めて見たとき、
「大きなハキダメギク!!」と思ったのですが
今回はコシロノセンダングサを撮りに来て
たまたま傍にハキダメギクが咲いていたのです。
v(=^0^=)v
ハキダメギクとホトケノザ(シソ科)
コシロノセンダングサと紅葉したムラサキエノコログサ。
あぜ道を歩き、水路を飛び渡り、
帰宅してからは調べ物で泣かされ、
おまけに翌日は腰が痛み・・・でしたが、
まだまだ知らない草がそこら中にある!
楽しみがいっぱい…い~っぱい♪
ああ、早く春が来ないかな
三木市伽耶院の紅葉 [花と虫]
地元新聞に載っていた三木市にある伽耶院の紅葉の写真が美しく、
さっそく「行こう!」と思ったけれどお天気の悪い日が続き、
数日後に行って撮ったのがこちら↓
新聞に載っていた写真はコチラ
腕に差はないと思うのですが紅葉の状態が少々違うようです(笑)
山あいにあるお寺のモミジは日光の当たり具合のせいか
見頃が他の地より遅いようです。
一本のモミジの木を広角で撮ったりマクロで撮ったり…、
随分遊ばせていただきました。
チャ(茶)
本動と多宝塔
多宝塔の軒下の木組み(上の段)
(下の段)
木組みパズルは得意ですが、これはうっかりバラしたら戻せない(・・;)
おみくじに添えられていた猫。
これはお守りとして持って帰るものじゃないのかな。
枯れ木の所にいたアマガエルのような小さなカエル。
モソモソと木の穴の中へ入って行きました。
ここで冬眠するんだ!?
雪虫(本名ではありません^^)
有翅のアブラムシがロウ物質を体に付け、
雌雄が出会うために冬が来る前に飛んでいるんだそうな。
この虫はフワフワと飛んでいるので素手で捕まえることができますが
ほんの少し強く握ると死んでしまうし、
人間の手の温もりにも弱いそうです。
手をポケットなどに入れず、冷たーくした手で軽く軽く
掴むというより指の囲いの中に入れる要領で捕まえて
左手の上を歩かせます。
そして右手に持った100マクロで パシャッ!
一度手に乗ったら逃げないので場所移動して
翅が透ける方に向けて撮ったのですが、光が足りませんでしたね。
大きさは4mmほど。
次の北西の風が吹けばモミジの紅葉はおしまい。
今年は夏の暑さにもめげず良い紅葉が見られました。
ヤマラッキョウ [花]
ヤマラッキョウ 野山に自生する在来種
ちなみにラッキョウは中国原産で薬用に使われ、
食用になったのは江戸時代からだそうです。
ヤマラッキョウを改良して食用のラッキョウを作ったのかと思ってたわ。
で、ヤマラッキョウは何科植物かというと、
ユリ科と書かれているサイトとヒガンバナ科とがありまして
混乱してしまったのですが、
ユリ科からヒガンバナ科へ移されて、
現在はヤマラッキョウ・ラッキョウはヒガンバナ科ネギ属でございます。
撮影日は花の盛りから少し遅くなってしまいました。
ギリギリ間に合った、ってところかな。
背の高い草の下の方に目立たなく咲いています。
遅くなったのは、これまで行っていた所が
イノシシよけネットで入れなくなっていて
それではこちらのネットの力を借りるべいと
花ブログを見て回って見つけました(ありがたや)。
(トリミング)
西洋ミツバチが来ていますが
ヤマラッキョウの蜜の味ってどんなでしょう。
ちょっと頂きたくないような・・・。
今年も見れて良かった。。。
エノコログサ [実]
丹波青垣 高源寺さんの紅葉 [日々のこと]
丹波青垣、もみじの名所“高源寺”へ行ってきました。
天気予報では晴だったのに、丹波は雨。
道の駅青垣で きつね蕎麦セット。
この辺で美味しいお昼を食べられるお店を開拓したいのですが
ここが結構混んでいるということは、他にないのかも?
このセットに入っている動物性の物って
お蕎麦のお出汁と2枚のかまぼこのみ。
その割にはボリュームがあって
ヘルシーと言えるのかどうか?
高源寺の門前に着きました。
平日だったのでご年配の方がほとんど。
石段が濡れ落ち葉で滑って私は怖かったのですが
みなさんお元気です。
むこうはカエデ、手前はドウダンツツジ。
歩きにくいので石段を避けて横の坂道を歩きます。
山門に着きました。
この窓は2階部分です。
雨に濡れた落ち葉は良いですね。
広い境内は全部回りきれず、
お仏堂で手を合わせてUターン。
お茶の花
季節はずれのアジサイと・・・
その上の木に作られていたアシナガバチの巣を撮って
高源寺を出ました。
R427を来た方向と逆に南下。
交通量が少なくて快走でしたが
日が短くてすぐに暗くなってしまいました。
日当たりの良い湿った山野が好き [花と虫]
リンドウの花を見に出直そうかな?
近頃道路が混んでいるしな。
1時間かけて三田まで・・・行く?
などと考えているうちに、ハッと思いつきました。
あそこなら咲いているかもしれない!
神戸市北区、ちょいと山の中のため池の土手。
咲いていました。
センブリ(リンドウ科)
もしゃもしゃした毛は蜜腺の周りに生えています。
ため池の土手が崩れないように笹を植えたのでしょうか。
その中に背丈の低いセンブリが生えています。
他に、
アキノキリンソウ(キク科・アキノキリンソウ属)
ちなみにセイタカアワダチソウもアキノキリンソウ属。
初秋に咲く良く似たキンミズヒキはバラ科です。
キンミズヒキ 9月12日撮影
ホソバリンドウ(リンドウ科)
アキノキリンソウと後ろにホソバリンドウ
この湿地に入ってすぐヒメアカネを見たのですが、
バッグからカメラを出している間に逃げられました。
今年最後のトンボだったのかもしれないのに・・・。
最近の「猫の腕まくり」に虫が登場しないなんてありえない!!
「虫さん虫さん出ておいで」
呼んだら飛んできてくれました。
セスジハリバエ
体全体にボソボソと生えている剛毛が
私の好みじゃないかな・・・(ごめんね、勝手な事を言って)
「虫さん虫さん出ておいで」
呼んだら来たのではなく、猫の目ぢからで見つけました。
イネ科植物に止まっていたサンマ。
サンマでしょッ?。
本名はショウリョウバッタモドキ
※ 細長く頭が尖っており、直線的な体型をしたバッタ。
体は緑色で背中は茶色っぽい。
湿っぽい草原を好む。
敵の気配を察すると止まった草を軸にして
巧みに草の反対側に身を隠す。
は~い、隠れました。
日本の秋は紫の花 [花]
10月21日、三田市の奥「高平ナナマツの森へ行ってきました。
テントと小さなコスモス畑。
ここは黒豆の枝豆刈りができる所です。
下手な看板よりもずっと人目を引きます。
向こうに見えているのが有馬富士かな?
遠くのコスモス畑より近くのセイタカアワダチソウ。
代表的な外来植物に西洋ミツバチ。
マルバルコウソウ
これも外来種。
観賞用として渡来、野生化。
日がすっかり短くなって、谷を奥に入っていくとすぐに暗くなってしまいました。
うん?
久しぶりに見たアキチョウジ。
アキチョウジ(シソ科)とヒラタアブ。
蜜まで届いているのでしょうか。
アキノタムラソウ(シソ科)
ツリガネニンジン
イヌタデと・・・・・ノコンギク(?)
リンドウを1本見つけましたが、
15:40ではもう薄暗くて、花は閉じてしまっていました(´・ω・`)
出直すかな~。
秋明菊 [花と虫]
キンモクセイの香り [花]
ハロウィーンに合わせたように咲くキンモクセイなので
それらしい雰囲気で撮ってみました。
いかがでしょう。
変わった花です。
ヒラヒラした花弁はなく花全体が分厚く
合弁花で花冠が4裂、中心部に雄シベが2本。
雌シベは退化していて実が生ることはありません。
調べるとキンモクセイは雌雄異株でこれは雄株だそう。
では雌株は?
実は?
キンモクセイは中国原産で日本には雄株しか渡来していないそうで
雄株しかないので挿し木で増やすそうです。
さて、それなら雌花はさぞ地味なのかなと思いつつ探すと
同じように興味を持った方が中国のサイトで検索して
写真を載せてくださっていました。
苦労して探されたそうです。
その写真を見ると雄花と同じオレンジ色の花の中央に
雌シベと、退化した雄シベの跡が2つありました。
原産国の中国にも雌株は少ないそうで、
香りだけで人を魅了し株を増やすというキンモクセイの生き残り方、
やりますな。。。
いやいや、本当は雌雄並んで年ごとに実をつけたいのでしょうね。
(´;ω;`)
コスモスまつり中止 [花]
10月6日に丹波清住に行ってきました。
コスモスまつりはコロナの影響で中止になったことは知っていましたが
まさかコスモス畑が全く無いとは・・・ビックリでした。
よくよく考えれば春にチューリップ祭りが中止になった所で
「人が集まってはいけない」と
チューリップの花を刈り取っていたニュースがありましたね。
秋咲きのコスモスの種の蒔きどきは初夏なので
今年は種まきからしなかったのでしょう。
私たちの他にも「コスモスはどこかしら?」と
ウロウロしている人たちがいました。
本当に残念。
ひと様のお庭に咲いているコスモスにカメラを向けるわけにもいかず
なにか咲いていないかな?と探して撮ったのが お寺さんの門前に咲いていた白い彼岸花。
白花曼珠沙華と呼ばれています。
この花は赤色の彼岸花と黄色のショウキズイセン(鐘馗水仙)の
自然交雑種と言われていて、
九州などの暖かい地域に自生していますが
その他の地域で見られるものは
人工的に植えられたものが多いそうです。
純白でなく赤みや黄色みが混じっているところに
野趣があっていいですね。
お寺の石段で巣作りのための土をせっせと集めていた
ムモントックリバチ ドロバチ科 (多分)(^_^;)
攻撃性が低いので近寄っても大丈夫ですが
近付きすぎると逃げられます。
攻撃性が強いかどうかは帰ってから名前を調べている時に知りましたけど...。
清住を出てR175を南下。
お昼は以前にたまたま入った“夫婦橋”さんで
またまたお刺身定食。
お刺身がとっても美味しいんです。
お値段はなんと1,260円。
度々行きたいのですがお昼を食べるにはちょっと遠いのがねえ。
ショーケースの張り紙に虫が?
モンカゲロウ(?)
そのままR175を南下して
西脇市の道の駅”北はりまエコミュージアム”で一休み。
秋のスイレンはなぜか光を集めてギラギラしていました。
池の柵に張られていたクモの巣。
パッチワークのパターンにクレイジーキルトといって
大きさ形の違う布を不規則につなげるものがあるのですが
それに似てこれはとても面白い。
不規則とかランダムとかいい加減とか...
簡単なようでなかなか難しいゲージュツです。