踊り子草と踊る春の日
記事にするのが遅くなりましたが
4月5日 姫路市の北部夢前川(ゆめさきがわ)上流に
桜のお花見も兼ねてオドリコソウを見に行ってきました。
アケビの花も満開です。
目的地に着く前に夢前川沿いの道をそれて林道に入ると
川の水の澄んでいること!
道を譲りあった人に「この奥で車をターンさせるのは難かしい」と言われ
この川の上流に向かうのをあきらめましたが、人家はあるそうです。
何をして暮らしていらっしゃるのでしょう。
林業? いやいや、セカンドハウスかも。
林縁に咲いていたヤマルリソウ(山瑠璃草)。
ホタルカズラと同じムラサキ科で形もよく似ていますが
山に行かないと会えません。
お昼はビュッフェスタイル。
席はゆったりしていたけれど、何でコロナのこの時期にビュッフェなんだ?
しかも健康とか癒しとかをテーマにしているメニュー。
毎日の食事に気を使っているんだから
たまの外食は健康なんて考えたくないよ。
もっと調べてから行けば良かった。
(肉を出せ〜!)
ごめんなさい。思い出して熱くなりました。
はい、気を取り直して夢前川の河原です。
草むらにお目当てのオドリコソウ(シソ科オドリコソウ属)が咲いていました。
何年も前にこの辺に”鴨のつけラーメン”を食べに来た時に
この花が咲いていたんです。
(ちなみに、そのラーメンもイマイチでした)
珍しい花ではないそうですが、私が見たのはここと
兵庫県北部の阿瀬渓谷でだけ。
姫が付かない本物のオドリコソウは
立派で見ごたえがあります。
花の中を覗こうと頑張って下から撮ったんですけどね、
傘で顔を隠している踊り子さん。
手前にヒメオドリコソウ、奥にオドリコソウ。
外来種のヒメオドリコソウも同じくシソ科オドリコソウ属。
カラスノエンドウと一緒に。
同じ草むらに咲いていた、4弁の菜の花にしては大きな花は誰でしょう。
帰ってから調べたら、これがクサノオウ(ケシ科)。
ケシ科と言われればケシですね。
名前だけは知っていました。
あなたに会えて私はとても嬉しい。
これ、何かわかりますか(笑)
アケビの雄花がシベを開いているんです。
こんなに開いているのはちょっと珍しいでしょう?
何の花かと思いました。
さて、最後に取って置きの花ですよ。
カキドオシですが、
この花の上唇の内側にもうひとつの花を見つけました。
ほら、ピンクの雄シベが花の形♪
猫の目ぢからはまだまだ健在でッす。
2020-05-10 16:09
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コメント(2)
デカイオドリコソウですね(^^;)
カキドオシのピンクの雄シベも
上から見てると分からないですね。
by アマ (2020-05-11 18:33)
アマさん♪
野草とか雑草と呼ぶには恐れ多い立派さです。
初めて見たときその大きさに「ここは巨大生物の島か!?」と思いました。
その後で本家オドリコソウだと知りました。楽しいです(#^.^#)
近場でカキドオシに会うたびに雄シベをチェックしているのですが
初々しいピンクは見つからないです。
by 招き猫 (2020-05-12 22:02)