野生のアジサイ [花]
関西が梅雨入りした日、どうしてもコアジサイを見ておきたくて
霧雨の中を再度山へ行ってきました。
どんよりしたお天気のうえ、山の中なので撮りにくいったらなかったですが
「雨が続きます」なんて天気予報で言われると
「花が終わってまう~!!」と家でじっとなんかしていられませんでした。
写真の悪さはお天気のせいです。悪しからず(´・ω・`)
コアジサイ (子紫陽花)
日本固有種で本州関東以西・九州・四国の明るい林の中や林縁に自生する。
花はアジサイに特徴な装飾花はなく、すべて普通花で両性花からなり、
白から淡青色の5弁花が密集して複散房状になる。
Wikipedia より
コアジサイ
野生らしさが魅力です。
・・・・・・・・・・・
まだ満開には早いヒメアジサイ
これもまだ早いヤマアジサイ
アジサイの仲間のコガクウツギの花期はそろそろ終わり。
森の妖精のような実になっています。
あ、虫の写真を入れ忘れた。。。
やしろの森公園 開放! [花]
やしろの森公園へ5月24日(日)に行ってきました。
こんな辺境の自然公園でも自粛中の日曜日ともなれば駐車場は密!
森林公園とか里山公園は
もともとの森も川も田んぼもみ~んな公園に含まれるので広くて、
駐車場が満車でも公園内はフィジカル・ディスタンスなんて気を使わなくても
大丈夫なんですよ。
どうして閉鎖していたのか不思議です。
カキの花が綺麗に咲いていました。
カキ、わかりますか?柿ですよ。
秋に食べると美味しいあの柿です。
「柿に花が咲く?」と思っていた人はいないでしょうね。
咲くんですよ。
地味で目立たないから気を付けていないと見逃します。
外に大きなガクが4枚あって、その内側に花びらが4枚。
雌シベも4つに割れています。
こんなに揃っている花は初めて撮れました。
貴重な写真です(笑)
地面近くに咲いているコナスビ(小茄子)
全国で普通に見られるそうですが、私の近場にはいなくて
山に来た時にしか会えないです。
何が写っているか分かりますか。
シライトソウ
一つの花は緑の子房を中心に
雌シベ・雄シベ・そして糸のような花被片6枚(4枚しか見えない)で
出来ているそうです。
こんな目立たな~く咲いている花を盗んで持って帰ろうなんて
不心得な人がいるなんてね、
私には理解不能だわ。
シオカラトンボ
コガクウツギ
コウゾ(雌花) 和紙の原料
イ 畳表の材料
イ、またはイ草は涼しげなのでうちの庭にも(雑草として)あります。
ヤマボウシ
白い花は(正しくはガク)まだ少し緑がかった初々しさ。
風で枝が大きく揺れて撮りにくいです。
前が田んぼになっている東屋に着きました。
ここの公園は林間を歩くので暑くないけれど
この東屋に靴を脱いで上がると風が心地よいです。
先客は若い男性3人。
良い穴場を見つけられましたね。
子供の時に学習に来ていたのかな。
さっきのヤマボウシの木はこの東屋のそばにあります。
は~い、虫さんですよ~♪
この木に止まっているのは・・・
ヒカゲチョウの仲間だと思います。
イチモンジセセリ
シロツメクサばかり目立っていますが、花の上に止まっています。
すぐに飛んでいってしまって写真がこれ1枚しかないんです。
ムラサキサギゴケ
不思議な造形です。
花の奥にはカキドオシと同じような雌シベと雄シベが隠れているのでしょうか。
気になります。
が、この花を開いてまで見たいと思わないところが大人な猫です。
キンモンガ 蛾ですよ。
かなり美しい個体だと思います。
この子を撮ったのは帰り道。
実は往きにも同じ場所で出会っていて、ちゃんと撮っておりました。
何か変だな?とよく見ると、
細い葉の裏側に止まっているからお腹が丸見え!
可愛いのでお腹部分を大きくしま~す。
虫だから脚が6本ありますが、
前の2本はやはりお手々って感じですね。
可愛い♪
駐車場に帰ってきました。
よく歩いたので少々酸欠気味。
危ないので休んでから帰ることにします。
やしろの森公園には自販機がないので要注意!です。
木に咲いているこの花、アセビでもないしドウダンツツジでもない。
なので ネジキ!
間違っていればご指摘くださるとありがたいです。
まだアップしていない春の花の写真があります。
野山を歩くのは好きですがデスクワークが苦手で
整理するのに時間がかかっています(^_^;)
おまけに7年使っているノートPCが勝手な動きをやらかしてくれたりして。
テレワーク(?)の助成に各家庭一件に1台PCを配布して頂けると嬉しいのですが。
家庭の郵便受けに入る、薄型のノートPCをヨロシク。。。
三木山森林公園 開放! [花]
三木山森林公園の屋外部分が開放になったので行ってきました。
自粛なのか開演されていることをご存じないのか
意外と入園者が少なかったです。
広場はシロツメクサと鳥の鳴き声でいっぱい♪
蕾をつけたセイヨウボダイジュ
今年も初々しい芽生えの時を逃してしまいましたが
もうすぐ花嫁のベールのような白い花が見られます。
木の下にすっぽりと入って外を見ていると
すっかり初夏ですねぇ。
こちらは日本のボダイジュ。
オオバボダイジュかな?
昨年の実が残っています。
大きなカシワの木に止まってこちらを見ている
スズメより少し大きな鳥、誰でしょう?
鳴きもせずにずっとこの枝にいます。
写真を大きくするとセグロセキレイでした。(あんたか~い!)
地面の上を歩いていれば直ぐにわかったのに。
木の枝にセキレイ!?
なんか似合わない。
モミジの翼果がまだ若い。
シロツメクサに混じってニワゼキショウが咲いています。
が、どこかしらニワゼキショウと違うような・・・。
背が高いのと、実が大きいのと、
花の開き具合が少し閉じ気味のように見えます。
調べるとこれはオオニワゼキショウでした。
こちらがニワゼキショウ。
どちらも北米原産の帰化植物。
ニワゼキショウの方は観賞用に輸入したものだと記憶しています。
註:輸入した当時に私が見ていたわけではありません。
ヒナギキョウ (キキョウ科)
5~6mmの小さな花。
小さな花には小さな虫が来ます。
大きな芝生広場で屈み込んで小さな虫や花を撮っている私。
何を撮っているのか気になるのでしょう、
人が通るたびに「こんな所に何がいるんだ?」という視線を感じますが
そっとしておいてください。
私は楽しいです。
何か考え込んでいるフキバッタの子供。
この子もそっとしておいてあげましょう
ヒラタアブが来ているこのハコベ、
花が少し大きいような・・・ ワクワク♪
花が遠いのでこの写真の花の部分を大きくしますね。
やっぱりッ!
ハコベの仲間で花が少ーし大きめのウシハコベです。
ウシハコベの特徴は雌シベの花柱が5本あるんです。
他のハコベは3本。
私はこの花が大好きでケータイの待ち受けにしています。
ヒラタアブも可愛いので大きくしました。
スイレン
コウホネ
低高木に白い花がワンサカ咲いています。
純白でとても綺麗。
オオカナメモチでした。
同定の決め手は1枚写っている赤い葉。
最後にまだ見て撮っておきたい花があります。
久しぶりの三木山森林公園は忙しいです。
ユリノキ
とても背が高くなる気で、公園や街路樹に多く植えられています。
花の咲いている位置が高いので取るのが大変。
カップの中を見たくて、ブロックの上に乗って背伸びして…大変。
たくさん歩いてたくさん撮って、力尽きました。。。
次に行くのはネムノキの花が咲いていて、
バンの子供たちがスイレンの葉の上を歩き回っている頃になると思います。
楽しみです。
帰化植物 [花]
帰化植物・外来植物と言いますがどう違うのでしょう。
この二つは同じで、平和的な外来種が帰化種となり、
在来種を駆逐してしまう好戦的な外来種が侵略的外来種と言われ、
特に好戦的な生物は特定外来生物被害防止法に指定されています。
大まかなところで招き猫はそう理解しています。
とはいえ、オオキンケイギクは綺麗だし、
アライグマは可愛い。
狭い日本で増やしちゃあいけない生物だけれど
一匹の猫が目くじら立てて嫌うほどのものでもない。
って感じかな?
風化した花崗岩で足元が滑る登山道を再度谷に下りていくと茶屋があります。
下の写真の花はその近くに咲いていました。
ツルニチニチソウ
ヨーロッパ原産 明治時代に観賞用に輸入。
その後野生になったものもあり帰化。
違う撮り方をした2枚の写真ですが、
この花はもっと可憐に撮るべきだったと反省。
シャガ
中国原産 同じく観賞用としてかなり古くにやって来た植物。
この花たち、帰化して長くなるのに
未だに人の傍が住み良いようです。
野の花盛りの平池公園 [花]
前記事と同じ日、加東市平池公園にも足を伸ばしました。
公園と言っても大きな溜池の周りを整備して
散歩やジョギングが出来るようになっているだけで周りは畑。
野草好きな私向きです。
サクラ
レンゲソウ
西洋ミツバチが来ています。
中央に2輪写っている花は カスマグサ(マメ科ソラマメ属)
花の長さ 約5mm
実はこの花をスズメノエンドウと思い込んでいて
写真に添える名前をそう打ち込もうとしていたのです。
が、ここでそれまでの失敗の数々を思い出し、
「まて、これは確かめておかねば!」
とスズメノエンドウで検索すると・・・
花の形も葉の形も似ていますが違いました。
そして「よく似た花にカスマグサがあります」
と書かれていたのです。
“松江の花図鑑“さん ありがとうございました。
スズメノエンドウより花の色が濃い。
キンポウゲ
春の野の花が混ぜまぜ♪
葉が茎を抱いているのでスイバだと思いますが
その葉の上で休むベニシジミ。
(幼虫の食草はスイバ・ギシギシ)
3月31日撮影ですが
この子の羽はボロボロ。
いつから活動していたのでしょう。
旬の花を求めて [花]
小野市“やなせ苑桜づつみ”
一重の桜が五分咲きで、八重はまだ。
いつもの小野市加古川の土手に来ました。
梅が咲き始めた頃から何度も通っているのですが
早春は花が次々に開き、
特に「スプリング・エフェメラル」と呼ばれるような花は
のんびり構えていると「今年は見られなかった…」
ということになりかねません。
一年中咲いているカラスノエンドウのような花にも
旬があるのですから それを逃さないよう
猫はとても忙しいのです。
オランダミミナグサ
サギゴケ
ヒメウズ(姫烏頭) キンポウゲ科オダマキ属
よく見かけられる いわゆる雑草ですが
私の行動圏では少ないです。
とても目立たない花で
多分見過ごしていることもあるかと思いますが
今回はシッカリ撮れて良かった。
上の写真の花部分を大きくしました。
花は全体で4~5mm
花びらに見えるのはガク
本当の花は中に隠れていて、シベがのぞいています。
カラスノエンドウ
花の下にアブラムシ?
写真を大きくすると
アブラムシを餌にする ハナカメムシの仲間のようです。
こういう虫を農業をする人は益虫と呼びます。
ちなみに農作物の汁を吸う害虫のカメムシもいます。
私の庭にも迷惑なアブラムシが来るので
ぜひハナカメムシさんに来ていただきたいです。
アケビ
アケビの雄花と雌花。
蕾はたくさん付いていましたが
まだ三分咲きくらいかな?
咲いているアマナを一輪だけ見つけました。
この土手で今季最後の花でしょう。
花がパッカーンと開いていました。
林道とミツマタと助手席乗り [花]
舞鶴道下り線 西紀SAで黒豆パンを食べ、
道の駅青垣で…
「おいでな定食」を食べ、
目的地に着く前に食べ過ぎて頭に血の回らない状態で
青垣町大名草(おなざ)からR429を走ると
すぐに杉林とその下に咲く
黄色いミツマタの花の群生が見られました。
枝が三つに分かれることからミツマタ。
青垣峠を越えると丹波市から朝来市に入ります。
銀山湖の上流にある“魚が滝”。
もう少し水温が上がれば水遊びに人が集まる所。
林道を走ったのはすご~く久しぶりのこと。
曲がりくねった細い道。
ガードレールの無い崖沿い。
林間から急に光が差したり暗くなったり…。
林道大好き♪
運転免許証を持っていないんですけど
ちょっとハンドルを握らせて貰えないでしょうか。
駄目ですか。
そうですか。
野遊び [花]
キランソウ (シソ科)
シハイスミレ
上の2枚、暗い谷間で撮ったので手ブレであります。
1枚目のキランソウの名前がなかなか思い出せなくて
「春・野草・紫」で検索しました。
最近こういうことが多いです。
2枚目のスミレは「スミレ」で済まそうかと
怠け心が起きましたが
どうも落ち着かないので調べました。
ハグロシハイスミレかも知れないですが
そこまでは「ま、いいか」で済ませます。
谷間はとても風が冷たかったので
日当たりの良い場所へ移動。
ホトケノザ
ふわふわとした毛に包まれたキツネに見えるので
私はこの花をいつも横から撮ります。
ナズナ(=ぺんぺん草)
白っぽい写真の方が春らしくて良いかな。
開き始めたレンゲの花がぽちぽち。
まだ草丈がこんなに短い。
春よ春、
ゆっくりゆっくり来てくださいな、
長く長く野遊びができるように。
予想が外れてラッキー♪ [花]
3月21日。
いつもユキワリイチゲやセリバオウレンを見に行く丹波に
今年は行くのが遅くなったので、ニリンソウが見られたら良いか、
と思って出かけました。
ところが予想に反してそこはユキワリイチゲの花盛りではありませんか!
ユキワリイチゲ
嬉しい予想外れ。
ミヤマカタバミ
杉の落ち葉の間からたくさんの花が見えます。
杉の落ち葉で思い出しましたが
ユキワリイチゲ ー 同時期 ー スギ花粉症 なんですよね(グスッ・・)
家に帰ったら目が真っ赤!
アズマイチゲ・キクザキイチゲも少し花びらがくたびれた感じでしたが咲いていましたよ。
毎年のように行っている場所ですが
今まで無かったヒロハノアマナが咲いていてビックリ!
他所からここへ移植したのでしょうか。
それなら嬉しくないな。
ニリンソウ
二輪草といっても花は一輪ずつで並んで咲くわけではありません(悪しからず)
光の当たっている場所と日陰で花の開き方が違います。
別の花のよう。
ミツマタ
アカバナミツマタ
ハコベ
オシベがピンクなのを見つけると
可愛くて撮らずにはいられません。
高い電線に止まって囀っていたのはキセキレイ。
セキレイといえば、先日ハクセキレイのカップルが
コンビニの駐車場にいました。
写真はないですが、2羽一緒にいると色の濃さに差が有り
雌雄を見分けることができます。
メジロも見分けがつくと面白いと思うんですけど、
全く分からん。。。
まだまだ花が少ないですが [花]
風もなく良いお天気だったので
稚子ヶ墓山の麓を見まわってきました。
年中咲いているタネツケバナとヒメオドリコソウですが
日差しが暖かいとやはり嬉しそう。
ウグイスが鳴く頃に咲くことから
ウグイスカグラという名が付いていますが
まだ蕾ですね~。
ヤブツバキ
松の幹になにか貼り付いています。
大きいですよ、広げた手くらい。
ここまでしか近寄ることができず
キノコの傘の上を見ることができませんでしたが
家に帰ってから調べるとサルノコシカケの一種のようです。
白っぽくてオオイヌノフグリの半分ほどの大きさの花が咲いていました。
初めて見ます。
毛深くて花びらに青い筋が見えます。
これも調べてフラサバソウ(帰化植物)と分かりました。
こちらはオオイヌノフグリ(帰化植物)。
森の中は下草にまで日の光が届きにくく、
花は半分閉じています。
うさぎの長い耳のように二つに割れた花びらが5枚のミドリハコベ。
ごく普通に見られるハコベです。
森を出たところに咲いていた梅の花。
明日は雨の予報。
優しい春の雨だといいですね。