ツクバネウツギに会いたかっただけなのに [花と虫]
ルリハムシ
山に入るとグミが花盛り。
その花に虫たちが集まっていて、
クマバチの翅の唸りがやかましいほどです。
(トリミング)
大きな黒いアゲハが数匹ぶつかり合っていて
なかなか吸蜜出来ないでいます。
その黒いアゲハ、体にも赤い色がありました。
ジャコウアゲハ。
六甲山系には食草のウマノスズクサ類が多いので
普通に見られるそうですが、
ヒラヒラと飛ぶ蝶の種類を私の眼で確認するのは無理ですよ。
(トリミング)
ハナイカダの雌花が咲いていました。
ちょうどキンバエが雄花に止まっていたので
花の大きさが分かっていいかと一緒に撮らせていただきました。
(ハエに敬語…)
ガマズミ
ニョイスミレ
他のスミレが咲き終わった頃に1cmほどの小さな白い花をつけるので
このスミレだけはわかります。
ホソヒラタアブ
止まっているのはダイコンソウかな。
ダイコンソウなら花期は夏。
4月27日に咲き初めていたチゴユリが枯れていました。
(トリミング)
枯れても可憐なので、写真を大きくしてみなさんに見ていただきましょうね。
カワトンボ
多分アサヒナカワトンボ。
この写真、トリミングしていません。
100マクロでここまで寄らせてくれるんです。
体色が綺麗ですね~。ピカピカだ。
こちらも同じくアサヒナカワトンボですが、
色が前出のと違うでしょう?
成熟の違いなんです。
成熟するにつれ白っぽくなってきます。
・・・ということで、この子は若い雌。
翅の縁斑が白だと雌。橙色だと雄。
なので、この子は中年のオジサンってことですね。
ツクバネウツギ
虫にたくさん出会って、はしゃいでしまいましたが
今回の訪問の目的はツクバネウツギ。
この花になかなか会えなくて、数年前にこの山で咲いているのを見たとき
あまりにフツーにそこに咲いていたので
「ポカーン」としてしまいました。
今年もここに咲いていてくれてありがとう。
普通のことがフツーに存在しにくい今の時代、
なんてことのない野草がそこで花を咲かせていることが
嬉しくてありがたいのです。