戴き物のジャーマンアイリス [花]
昨年、友人から一鉢のジャーマンアイリスを貰いました。
せっかく貰ったのですが昨年は咲かず、
肥料を足して大切にしていたら今年は
ボン、ボン、ボン、ボン、ボン・・と咲きました。
一つの花は2~3日でしぼんでしまいますが
次々に開花します。
園芸品種、特にジャーマンアイリスのような作り込んだ花は
好まない私ですが、
この花はいい。
来年も美しく咲かせるぞ!
花びらに付いているこの部分は雄シベではありません。
イソギンチャクの触手でもありません。
レンゲ畑 [花]
まだ水が張られていない四角い田んぼが並んだ中に
一つだけレンゲ畑がありました。
レンゲ畑とは珍しい。
昔むかし、私が子供の頃は春に郊外に行くと
一面のレンゲ畑でしたが
その当時の私はレンゲに土を肥やす効果(緑肥)があって
わざわざ種子を蒔いたものだとは知りませんでした。
この一角だけのレンゲ畑は、多分この畑の持ち主が
子供さんかお孫さんのために植えたんじゃないかな。
いいな~。
このお家の親戚になって、レンゲ畑の中に招待して欲しいな~。
真上から見ると万華鏡。
近くで見るとマメ科植物。
花をつないで花かんむりを作りますが
親指姫ならこのままでOK♪
寝転んでレンゲソウを撮る夢のような時間。
他人様の畑に入り込むわけにいきませんから
これらの写真は畦から撮りました。
来春になればここから飛び出した種が
畑の外に花を咲かせているかもしれない。
来年また来よう!
死活問題! [虫]
ツクバネウツギに会いたかっただけなのに [花と虫]
ルリハムシ
山に入るとグミが花盛り。
その花に虫たちが集まっていて、
クマバチの翅の唸りがやかましいほどです。
(トリミング)
大きな黒いアゲハが数匹ぶつかり合っていて
なかなか吸蜜出来ないでいます。
その黒いアゲハ、体にも赤い色がありました。
ジャコウアゲハ。
六甲山系には食草のウマノスズクサ類が多いので
普通に見られるそうですが、
ヒラヒラと飛ぶ蝶の種類を私の眼で確認するのは無理ですよ。
(トリミング)
ハナイカダの雌花が咲いていました。
ちょうどキンバエが雄花に止まっていたので
花の大きさが分かっていいかと一緒に撮らせていただきました。
(ハエに敬語…)
ガマズミ
ニョイスミレ
他のスミレが咲き終わった頃に1cmほどの小さな白い花をつけるので
このスミレだけはわかります。
ホソヒラタアブ
止まっているのはダイコンソウかな。
ダイコンソウなら花期は夏。
4月27日に咲き初めていたチゴユリが枯れていました。
(トリミング)
枯れても可憐なので、写真を大きくしてみなさんに見ていただきましょうね。
カワトンボ
多分アサヒナカワトンボ。
この写真、トリミングしていません。
100マクロでここまで寄らせてくれるんです。
体色が綺麗ですね~。ピカピカだ。
こちらも同じくアサヒナカワトンボですが、
色が前出のと違うでしょう?
成熟の違いなんです。
成熟するにつれ白っぽくなってきます。
・・・ということで、この子は若い雌。
翅の縁斑が白だと雌。橙色だと雄。
なので、この子は中年のオジサンってことですね。
ツクバネウツギ
虫にたくさん出会って、はしゃいでしまいましたが
今回の訪問の目的はツクバネウツギ。
この花になかなか会えなくて、数年前にこの山で咲いているのを見たとき
あまりにフツーにそこに咲いていたので
「ポカーン」としてしまいました。
今年もここに咲いていてくれてありがとう。
普通のことがフツーに存在しにくい今の時代、
なんてことのない野草がそこで花を咲かせていることが
嬉しくてありがたいのです。
悩める同定 [花]
「4月27日 晴 野原で」
↑
この蕾がもう咲いた頃かと、また行ってきました。
咲いてる、咲いてる。
張り出した枝は風が吹くたびに上下に揺れて
ストライクゾーンを大きく外れて空振り連発。
白とびと風と足場の悪さと戦って、やっと撮れたのがこの写真。
バラ科…なのは分かるのですが、調べると似た花がたくさんある中で
この花はシモツケと同じくらいの小ささ。
そして中高木。
自信はちょびっとだけれど・・・カマツカでどうだ!
カマツカなら秋になれば赤い実がなるそうだから、
確認のためにその頃にまた行かなくっちゃ。
覚えていればね。
足元にジシバリ。
キク科 ニガナ属
ニガナ
あ、書くのを忘れていたかもしれない。
今更ですけど、タンポポはキク科タンポポ属。
ちなみに帰化植物としてやたら増えてるブタナは
キク科エゾコウゾリナ属。
エゾ!?
じゃあ、エゾが付かないコウゾリナは?
コウゾリナ 「4月27日 晴 野原で」
コウゾリナはキク科コウゾリナ属でした。
今日はとても疲れたので、私に何も質問しないで下さい。
グミの花が満開です [花]
雨の日に [日々のこと]
1週間後 [花]
前記事の場所へ1週間後にまた行ってきました。
春の植物の成長は特に速いので
開花状況を見て同じ場所に何度も出かけます。
その花のほとんどが珍しくもない野草なのに…です。
ショッピングセンター近くの秘密の抜け道(?)から里山に入ると
1週間前には咲いていなかった場所に
クサイチゴがブワッと咲いていました。
葉も花も赤っぽいスミレ。
関西タンポポの中にヤブキリの幼虫がスッポリ。
いいなぁ、私も花の中に入りたい。
雄シベを前脚で掴んで花粉を食べています。
クサイチゴ
白い花を明るく撮るのは難しい。
もっと難しいのは花びらがお日様の下でキラキラ輝いているキンポウゲ(キンポウゲ科)
この写真については何も言わんといて下さい。
修行し直してきますから(汗)
キジムシロ(バラ科)
こちらはキラキラしていないのでなんとか撮れます。
ホタルカズラも増えてる!
この花は色を正確に撮りたい。
赤紫から瑠璃色、そしてピンクへと変化する美しい花。
「楽しいね。楽しいね。」と言い合っているナズナ。
おまけ
頭部のみトリミングした蛾
美しいの一言につきます。
ウグイスカグラの咲く頃 [花]
ウグイスが鳴く頃ウグイスカグラの花も開くのですが
その名前の由来はわかっていないそうです。
里山の林縁に目を凝らして歩いていてウグイスカグラの花を見つけると
「花の季節がキターッ!」と心が躍り出します。
ヒメオドリコソウ
クロモジ
水の滲み出すような土手にショウジョウバカマ。
スミレは種類が多く、その違いはわずか。
正しい種名はマジ勘弁…でゴメン。
写真を並べるとなんとなく違いがあるのは分かるけど、
分かるのはそこまで。
辺りを見渡せばまだ枯れ草が多い中、
関西タンポポのお日様のような黄色。
土手の枯れ草に埋もれてホタルカズラ。
名前の由来は、鮮やかな瑠璃色の花が咲く様子を蛍に例えたとか。
ウグイスは分かるけど、蛍はちょっと季節的に違うんとちゃいますかぁ。
またスミレが咲いていました。
野いちごの中では花径が4cmほどもあって大きなクサイチゴの花が数輪。
雌しべの柱頭が白から淡いピンクになったこの頃が一番好きなので
喜んで撮って、モニターで「ヨシッ!」と確認して、PC に取り込んでみると…
白とび~!!
クサイチゴの花期はもう少しあるので、
このあと1週間後にまた同じ里山に行ってきましたが
今日はここまでということで。