4月27日 晴 森へ [花]
前記事の続きです。
サルトリイバラの小さな花の塊まり。
葉の芽生えと同時に咲きます。
ムベ
アケビ科ムベ属
花弁は無く、ガク片が6個。
ここにムベの花が咲くのを知って来たのですが、ここ数年花に出会えなくて、
無くなったのかな?と心配していたのがわずかでも咲いていて嬉しい。
とは言え、葉の状態が悪そう。
近くに立派な大島桜の木があって、
これも毎年挨拶がわりに撮ることにしているので
少なくなった花をパシャッ!
新芽と花を包んでいた苞葉と葉と花と実が同時に撮れました。
下から見上げてパシャッ!
さあ、場所移動!と車に乗り込んでから反対側のガードレールの向こうを見ていたら
なにか白い花が咲いている。
野イチゴの花かな?
遠目だけどちょっと違うような…。
気になったまま帰ると眠れなくなるので
車を降りて道路を渡って見に行くと・・・
ムベの花がわんさか!
ムベの木が群生していた所をR428を通して道の両側に分けてしまったらしい。
車で行けるからこそ見られる物もあるけれど、
失ってしまった物もある。
ああ、やっぱり今夜は眠れないかも。。。
ピンクがかったオレンジ色がかたまっている。
ヤマツツジに違いない。
わ~い、ヤマツツジ。
ん?手前の木に蕾みがたくさん付いてるよ。
コマユミらしい。
若々しいヤマツツジの傍には散り終わったコバノミツバツツジと
まだ蕾のモチツツジの木がありました。
カキドオシ シソ科
トリミング
筒状の花の中に毛がモシャモシャ。
中に入った虫に花粉を落としていってもらうためのモノだろうけど
鼻毛みたい。。。
この山道で久々にテンナンショウを見ました。
f4 にまで開放にしたけれど、背景が近くてスッキリと撮れませんでした。
清々しい花なのに…。
葉っぱの上に虫のウンチが乗っているのではありません。
ハナイカダの雄花の蕾。
雌花の蕾。
ハナイカダは雌雄異株。
花筏…。名前が優雅すぎてハナイカダに会っても花筏と気づかない人が多いみたい。
実はこの日この場所に来たのは
「フデリンドウがそろそろかな?」と思ってのこと。
そのフデリンドウは見つけられず、フデリンドウの直後ぐらいに咲く
チゴユリの気配でもないかな?とダメ元で薮の下を覗き込んでいると、
見っけ!!
咲きたてほやほや~ん♪
一輪見つけると次々と見つかる。
なにが潜んでいるかわからない湿った地面に
体も顔も近づけてチゴユリを撮る。
美しいものを前にすると怖いものなしになる私。
美味しいものを前にすると理性がなくなる私でもありますが。
とにかく収穫の多い嬉しい一日でした。