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白い鳥・サギ [鳥]

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白い鳥と聞いて思い浮かべる鳥は人それぞれ。
そのまんま白鳥だったり、青い空と海の間をたゆたうカモメだったり…。
私はマジシャンが帽子の中から出してくるハト。
安っぽい造花をポンポンと取り出して、
最後に本物のハトをゴソゴソと出してくるあの野暮ったさが
面白おかしくて印象深い。

写真の鳥は公園の池のサギ。
白鳥のようなポーズをとっているところがサギ師らしい(?)
池は人工で浅い。
まるでサギにとっての餌場のようで、この子は常連風。
近づいても「池の中まで入れまい」
とこちらの動きを見抜いていて小憎らしい。

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(トリミング)
ほら、レンズを向けているのに目は水中の魚を見てる。

お陰で場所を変えて、逆行・順光・斜光と撮らせて貰えて練習になった。



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分かったことは、白い鳥を白飛びさせないようにガンバって順光で撮っても
絵としては面白くないということ。
では、背景が真っ黒で、サギが浮き上がったような写真が良いかというと
それはサギの羽毛の動きがかなり影響してくるので、
つまるところ、サギ+風しだいになる。

「写真は一期一会」とはよく言ったものだと思う。
その一期一会に出会った時に、即対応できるように
練習を積むしかないか。
道は遠い。遠すぎる。




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ドボンッ!




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キッチリ捕らえています。

ずっと見ていると4回に3回の成功率。



もう一度
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狙って




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バシャンッ!




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ほら、捕まえてる




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ゴックン




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上の写真をトリミングすると…
コ、コワイ!
頭が二つに割れてるよ~。


これだけサギの写真ばっかり並んでるのも
コワイ。。。







庭のアジサイ [花]


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梅雨に入ったとたん、豪雨続きって…あんまりじゃない?
することもなく、カーテンを開けて庭の青紫色の額アジサイを見ていたら
雨の音が止んだ。
外の空気を吸いに飛び出す!
もちろんカメラを持って。
風が少し強いけど、外の空気を吸うのが目的だから良い。

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アジサイという花は水中花かと思えるほど雨や霧の中が似合う。
撮るなら雨の止み間の今でしょッ!って感じ。
といっても、小さな庭の一本しかないアジサイの木だから
マクロレンズでしか撮れないのは仕方がない。



紫陽花は“七変化”という別名を持つ。
七色なら“地上の虹”とも言える。
似たようなタイトルの歌があったような…。
もっともアジサイの色が変わるのは一種の老化現象だそうで、
知ってしまえば身につまされる。。。



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アシナガバエの仲間

一匹のアシナガバエがいた。
雨の中で神経質になっているらしく、なかなか寄らせてくれない。
追い掛け回されて疲れたのか、動きが鈍くなったところを接写。

紫陽花にも雨粒にも負けないくらい、君も綺麗だよ。







白い花・クリ [花]

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山道を走っていると白く長い花が目に付く季節です。
栗の花です。
あちらこちらに咲いているので「そのうちに」と撮らずにいたのですが、
先日、ササユリの花を道路沿いの崖の途中に見つけたので
ついでに撮ってきました。

ついでとは言いますが、交通量もカーブも多い山越の国道で、
停められる所を探し、そこから雨の中を傘をさしてトコトコ歩いて行ったのですから
撮れるものはなんだって撮っておきたかったです。



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崖の途中に咲いていたササユリの花。
不栄養で花が小振りですが、この崖だとイノシシの食害にも
人間の盗掘にも遭わないでしょう。



さて、栗の実は丸いのに花が長いのは変ですよね。

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写真を大きくしました。

クリは雌雄異花で長い穂花は雄花。写真中央の丸い花が雌花。
風に飛ばされた花粉が雌シベに届き栗の実になります。




いらないオマケ

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松葉の先に咲いた雨粒の花。
咲いて落ち、落ちてはまた咲く梅雨の花。











白い花・ウツギ [花]


「卯の花の匂う垣根に ホトトギス早もき鳴きて・・・」
“夏は来ぬ”の詞の最初の部分ですが、
私は卯の花=ウツギで造られた垣根を見たことがないので
この詞の垣根はウツギではなく、他の木で出来た垣根があって
そこに卯の花の良い香りが加わっているのか、
または、作者の知る地方では一般的にウツギが垣根に使われているのか・・・。
山道でウツギの花を見ると毎年毎年この疑問がおきます。

ちなみにホトトギスは夜から早朝まで鳴き続けているので
姿を見たことはないけれど、夏の寝苦しい時期に迷惑な鳥です。

※ 調べてみましたら、ウツギは生育が早く刈り込みに強い等の性質から
昔は畑の垣根によく使われていたそうです。




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白い花を撮るのは苦手です。
このように白飛びしてしまって「アリを撮りました」状態。





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AEロックで暗く撮ったら、せっかくの初夏の花が不健康に見えるし。




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手ブレしてるけど、露出補正を-1にして撮ったこれが精一杯。

今年の卯の花は終わってしまったので、来年頑張ろう。
撮ってきた写真を見ているうちに、淡いガクの色が気に入ったのよね。




ウツギはアジサイ科ウツギ属。
同じアジサイ科つながりでアジサイ属の紫陽花の花。

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まだ咲き始めたばかり。
…といっても花びらに見える部分はガクが変化したものなんだけど。



この写真の右上にちょこっとゴミのように見えてる物にピントを合わせると

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今はバッタの幼体にしか見えないけれど、
大きくなったら世界の平和を守ってくれるアマゾンライダーになるのよ!
スゴイでしょう。







白い花・ヤマボウシ [花]

初夏から梅雨にかけての山は白い花が目立ちます。
今日会ったのは木の上のヤマボウシの花。


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4枚の白い花びらに見えるのは総苞片で、
総苞片とは蕾を包んでいた葉のこと。
ガクや苞と同じようなものなのかな。

本物の花は中央の球形の集合花
果実は9月頃に赤い集合果になる。




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ヤマボウシの木の下には赤いヘビイチゴの実と
アカヤマアリ。

蜂は傍まで寄っても刺されることは滅多にないのですが(あるんかいッ!?)
蟻にはよく噛まれます。
アリに噛まれると長い間、痛いし痒いし…。
猫がアリと親しくすることなんて、絶対にない!!






クモがいてこその蜘蛛の巣 [虫]


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菊菜の花ガラが造ったオブジェに小さなクモがコラボ参加していました。




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グラフ用紙のような細かいマス目で、
糸もAFではピントが合わないくらい細い。

クモの枠糸は粘り気がないと聞いていたので
そこをツーっと撫でると、なんの抵抗もなく指が滑る。
これはクモが小さかったから出来たので、
例えばジョロウグモの網だったら絶対に出来ない。




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体長5mm程しかないのよ。




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まさか68歳でクモに遊んでもらう日が来るとは。。。







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