虫と外来植物いっぱいの河川敷 [花と虫]
ホソヒラタアブ
八重桜を撮ったあと、近くの加古川河川敷へ下りました。
河川敷というと外来植物のたまり場。
オオカワヂシャ
ヘラオオバコ
菜の花に似た西洋カラシナやハルジオン、シロツメクサなど
帰化植物を数え上げればきりがありませんが、
これ、ご存知ですか?
地面からいきなりニョキニョキと生えてるんです。
見るからに異星生物…じゃなくて外来生物。
ハマウツボ科のヤセウツボと言いまして、
葉緑素を持たない寄生植物。
外来生物法により要注意外来生物に指定されているんですって。
この写真では周りにシロツメグサの葉が見えているので
その根に寄生しているのでしょう。
そしてチューリップも。
これも外来種に違いありません。
一個の球根がコロコロと転がってきて、ここに根を下ろしたのでしょう。
チューリップが河川敷いっぱいに咲いていたらステキでしょうね。
以前にここで見たチューリップの小型のような花のアマナは
伸びてきた他の草に埋もれてしまったのか
葉を見つけることも出来ませんでした。
次、虫に行きま~す。
私の経験からですが、春の虫は怖くないので見て下さいね。
(どれほどの経験があるんかい!?)
バッタの幼体(同定出来ず)
ヒメギスの幼体
どちらもたくましい太ももをしていますね。
隠れているんですか?
見えているんですけど。
(トリミング)
タンポポの花の上から跳んできたこの子、
触覚や脚に付いた花粉は分かるけど、
頭に乗せた花びらはな~に?
チュウレンジバチ
ヤマトシリアゲ
マンガ“魔法使いの嫁”のエリアス。
ナミテントウ
ナナホシテントウ
カラスノエンドウの花とヒメギスの幼体の大きさ比べ。
ヒメギス、負けています!
まだ4月だというのにベニシジミの翅がボロボロ。
越冬したのかな。
ホソヒラタアブが吸蜜しているタンポポは
外来種ではなく自生種の関西タンポポ。
河川敷に自生種が生えてるのがちょっと不思議。
そういえばカラスノエンドウも自生種だったな。
クロハネシロヒゲナガ
名前の通りの蛾。
長い触角を風のままにふわふわとさせながら飛ぶ姿が優雅で
追いかけて追いかけて、やっと撮りました。
ヘラオオバコの花穂の上に止まる
ウグイスがやかましいほどに鳴き交わす中で虫を追いかけて撮る。
ああ、本物の春だ。。。
2016-04-26 00:25
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コメント(4)
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ナミテントウはキレイですよね。
初夏はハムシが多くてつい座って探してしまいます。
バッタの幼体はあんなに小さくてもバッタの
姿なのが面白い。
by 響 (2016-04-30 20:57)
響さん♪
てんとう虫はまだ成虫になったばかりなのでしょうか、
色が安定していない美しさに見とれました。
バッタは翅が出来ていないのですが脚が大人並みのたくましさ。
もう少し幼齢なら体が透けているんですけどね。
by 招き猫 (2016-05-03 22:37)
ホソヒラタアブが可愛く見える!(^^;)
それと、なんで虫に精通してきてるんですか?(笑)
by アマ (2016-05-07 18:34)
アマさん♪
ホソヒラタアブの短い触角がなんとも言えなくプリティーでしょう?
そういうところを見てくださってありがとうございます。
虫は成虫になってからも変体するので同定が大変ですが、
奥が深くて広くて、踏み込むと出てこられません。
by 招き猫 (2016-05-07 22:24)