苞葉 [猫]
?
苞葉(ほうよう)とは=苞(ほう)とも。芽やつぼみを包んでいる特殊な形をした葉
ここでは水芭蕉や座禅草、ドクダミやポインセチアのように
花より花らしくなってしまったものではなく、
本来の赤ちゃんを包み守る“おくるみ”のような葉を取り上げます。
クスノキ
まだ生まれ出たばかりで緑色にもなっていない若葉の下に見えるのが
苞葉
よく見ると苞葉は
冬の寒さから芽を守るための毛の付いた硬いもの。
幼い芽を傷つけないための柔らかいものと
何段階かあるようで 、芽の成長に合わせて硬いものから散っていきます。
コハウチワカエデ
薄緑の若葉が伸びて広がるまでのわずかな期間に
枝に残っているこの苞葉の美しさを愛でるのが私の楽しみ。
ドウダンツツジ
花が散り、ガクと枯れたシベが少々見苦しく残っている後ろに
苞葉が光に透けて ひっそりと輝いている様など いとおかし。
猫ちゃん、きれいな被毛に守られているのね。
2013-05-20 15:18
nice!(5)
コメント(2)
トラックバック(0)
そこまで考えたことは無かったです(^^;)
そうか~ 寒さなどから新芽を守るんですね。勉強になりました~
by アマ (2013-05-25 11:41)
アマさん♪
そうか~。写真はまだまだでも植物についてはアマさんを超えてしまったか~。
人は(私は^^;)すぐに対象物を人と比較してしまうのですが、
苞葉を人にたとえると何だろう?と考えてしまいました。
長考の末に出た結論は、人と植物とは同じ生物でも違うということでした。
「馬鹿の考え休むに似たり」とはよく言ったものです(-_-;)
by 招き猫 (2013-05-27 13:34)