神戸市北区 石峯寺 [日々のこと]
神戸市北区 石峯寺(しゃくぶじ)
薬師堂・三重塔が重要文化財
三重塔は室町時代建立で、当時の三重塔としては最大級
北区は神戸市の中で面積のほとんどが農村と山林。
ここをかなり走り回っているつもりでしたが
まだまだ奥深い。
今回は651年開山とされている石峯寺を訪問しました。
いきなり本堂の前から
柱の上部の装飾
真下から見上げると動物のお手々?
引きで撮ったら獅子?
柱から横に突き出したこの装飾部を“木鼻”と申します。
建立時には極彩色が施されていたはず。
ツツジの紅葉を手前に持ってきて、鐘楼を彩色。
暖かいので平戸ツツジが咲いていました。
三重塔
九輪と水煙
風鐸
寺域で殺生は禁物!
そっと掴んだ雪虫は手が冷たいので元気に歩き回っていました。
(トリミング)
山に囲まれて昔々を思い起こさせてくれるような門前の田んぼ。
門前と言いましたが、仁王様が立っている門は
ここよりずっと南にあり、往時はかなり広い寺域だったようです。
レンゲ
スミレ
ノゲシ
そこに季節はずれの春の花が咲いていて、
ホワ~ンと常春の郷でした。
ハルジオン
妙見蘇武林道 [日々のこと]
閑に慣れ だらりだらりと 猫なでる 招き猫
某日、お天気があまりに良かったのでふらりと出かけ、
帰宅してからその日が眼科予約の日だったことに気づきました。
「えらいこっちゃっ!」と他日に順番を取って受診してきましたが
その時Dr.が「忘れたら困るねえ」とおっしゃったので、
「予約日は忘れてもお薬は忘れてません」と言うと
Dr.のご機嫌が良くなりました。
転んでもめげない招き猫です。
コスギゴケの胞子嚢
写真はそのふらりと出かけた先で撮ったもの。
11月30日の妙見蘇武林道と妙見山日光院です。
山では鹿を2回、計6頭見ました。
鳴き声も初めて聞きました。
食害のこととか考えなければいけないのでしょうが
それはそれとして、白いお尻がピョンピョン跳ねる様子は
たまらない可愛さ。
ブナ林 ただし植林。
桜の木に絡みついたセンニンソウ
白い綿毛が遠目に桜の花!?
コナラ
妙見山日光院
訪ねた4日前に初雪が降り、標高の高いところには雪が少し残っていました。
見晴らしの良い林道で、何度でも来たい道。
忙中閑あり [日々のこと]
武田尾 [日々のこと]
12月13日は正月事始め。
何から始めようかな~。
宝塚は家から遠いから体調の良い日に済ませておくべきだな。
ということで、お墓の掃除に宝塚まで行ってきました。
写真は霊園を後に、K33を北に向かうところから始まります。
曇り空のうえにフロントガラスを拭き上げていないので
助手席から撮った写真は曇っていてかなりお恥ずかしい。
レンズは春からメンバーになったEFS18-55mm
K33を武田尾方面にそれると道は細くなりました。
上は工事車両用道路。
ここから工事現場を左に見ながら進みます。
工事現場ってワクワクします。
大きな工事現場を過ぎると次は道路改良工事中。
重機を山の色とコーディネイトさせてるのね。
おしゃれね~。
南方向を見れば、ずいぶんと山の奥まで来たようですが
宝塚市の真ん中辺りです。
下調べもせずに車中で地図を見て武田尾に来ました。
武田尾は武庫川に沿った山あいの小さな温泉地です。
この暗いトンネルは車で通れそうですが、
手前にある矢印は何?
お~! まっすぐに進めません。
曲がり角のあるトンネルなんて初めて!
対向車に会わずに無事にトンネルを抜けられました。
吊り橋は渡らずに右岸を行きます。
下調べをしてこなかったので、どこへ向かったら良いのやら…。
足湯のある駐車場に車を置いて、
モミジを撮りました。
鳥を観察していた人から「ここから上流に歩いても何もないよ」
と教えられ、
山の木々などを撮って、
またあのトンネルを通って引き返します。
JR福知山線 “武田尾駅”
通り過ぎてから太いパイプが気になって、テクテクと戻って撮っていたら
JRの車両が駅に着きました。
お断り無く写してしまったお二人様、ごめんなさい。
太いパイプの下に[神戸市水道局管理用地]の看板がありますが
ここは宝塚市で、対岸は西宮市です。
パイプは水道管のようですが、フェンスの奥はどうなっているのかな。
ああああ、気になる~ぅ。
花は小さくて可愛いのが好き。
構造物は大きな物ほどワクワク。
武田尾駅からJRと阪急バスが同時に発車。
バスは宝塚市の北部“波豆川”行きです。
武田尾から先に道が伸びていないので
同じ道をK33に向かって戻ります。
今度は車から降りて撮りました。
すごく、すごく大きな足場なんですけど、
近寄れないので「大きい~!!」って感じが撮れていない。
天空に浮かんでいるようなあの途中まで出来た道路は
どうやって伸ばしていってるんでしょうね。
一日でどれぐらい伸びるんでしょうね。
ずっと見ていたいんですけどね。
いくらヒマでもダメでしょうね。
これは“新名神高速道路”の建設工事でした。
西谷の森公園の近くで釣り堀を見ながら昼食。
天ぷら定食とトンカツ定食。
良い歳をして揚げ物好きな夫婦。
お店の前の三叉路の上の電線が日本的過ぎる。
このあと、三田のJAに寄ってお正月用の寄せ植えを買いました。
お正月の準備二つ終了。
十両ぐらいが分相応 [日々のこと]
昔々、今住んでいる地に来てからのある日、
近道をしようと山の中へ入ると
足元に小さなヤブコウジが実をつけていました。
それまで鉢植えのヤブコウジしか見たことがなかったので
ちょっとした感激でした。
神戸市北区 再度山で
今はヤブコウジが生えていそうな場所の見当もつくようになり
「早く年賀状用に撮りに行かねば」などと思っています。
豊岡市日高町で
こちらはツルアリドオシ
二つの花の基部が一つになっていて、そこがふくらんで実になるので
一つの実に花の跡が二つ付いています。
「千両万両ありどおし」と言われ、お正月の縁起物の寄せ植えにされますが、
贅沢に縁のない我が家には別名“十両”のヤブコウジが分相応。
それが有り通し(アリドオシ)なら十分でございます。
神鍋溶岩流 [日々のこと]
兵庫県のマスコットといえば“はばタン”と“コウノトリ”。
道の駅“神鍋高原”の前で
何万年前のことか、神鍋火山群から噴出した溶岩が神鍋の谷を埋め、
その上を稲葉川が流れて様々な地形を創り出したそうな。
それが“神鍋溶岩流”
ガイド図によると見所が33箇所あり、徒歩でないと行けない所も多いので
今回はごく数箇所だけを撮ってきました。
11月16日 兵庫県豊岡市 R482沿い。
落ち葉が積もった階段を下りると…
サネカズラ(実葛)の実
実物は初めましてですが、ネット上で何度も見ていたので
ひと目で「あ、サネカズラ♪」。
数個の実が集まっているように見えますが、これで一個の実。
岩に苔が生えていて滑って移動しにくいですが
滝がよく撮れる場所に三脚を据えたいし…ガンバル。
冒頭から泣きますが、帰宅してから足の裏・もも・腰が筋肉痛でビキビキ!
現場で傷めなくて幸いでした。
お待たせしました。
十戸(じゅうご)の滝
前日までの雨で水量たっぷり。
*****************
雌滝
1/4秒
1/5秒
1/10秒
傘の直径が1cmにも満たないヒナノガサ
*************
向こうに見えるのは“小滝”。
小滝はともかく“二段滝” “釜淵”にはどう行けばいいのやら?
道を少し上まで歩いて、またここに戻ってきて思案していると
同行の運転手(…夫ですけど)が獣よけの電線を外してくれました。
小滝
釜淵
クサリ淵
**********************
二段滝
大きな岩がゴロゴロ
せっかく来たのだから滝の近くまで行きましたよ。
引いて撮るとこんなに急です。
滝を撮って道まで戻ってきて、足腰が痛い運転手。
*********************
ここまで寄っても寒さで飛んで逃げる力の出ないベニシジミ
後ろは青空。
良いお天気でした。
滝を撮るのはとても難しい。
水準器を使って撮っても水平に見えないこともあるし、
三脚の扱いからしてなかなか上達しない。
私は滝を撮ることを「滝行」と言っています。
今回もとても良い修行をさせていただきました。(ナムナム…)
滝行を終え、お昼は日高町の寿楽庵さんで皿蕎麦。
店の若いご主人に「10皿づつ (^ω^) 」と注文すると
「10皿づつ・・・ですか?(゜д゜) 」と聞き直されました。
お蕎麦は低カロリーだからたくさん食べても平気なのさ~♪
これが欲しくて [日々のこと]
近頃世間にやたらと増えてる癒し系キャラ。
そんな物で疲れ果てた私の心は癒せない…。
と思っていたのに、リラックスしたクマの
ノンビリした顔にズボッとハマり、
コンビニのパンに付いているシールを40枚集めて
クマの模様のついたガラスボールを貰ってきました。
入っていた箱さえ可愛くて捨てられない。
力まない月・偽りの太陽 [日々のこと]
11月20日 14:45の月
昼間に見える白い月が好きです。
なんで好きなんだろう?と考えてみましたら
輝いていない月は力んでいないからなんですね。
よく目にするキャッチコピーの「頑張る人を応援します!」ではなく
力まない自然体の人が好きです。(応援まではしません)
豊岡市で見た11月16日 16:03の“幻日”
この光の右側に本物の太陽がありました。
幻日とは太陽が力んで産んだもう一つの太陽。(ウソです)
(トリミング)
幻日は大気光学現象の一つで、珍しい現象であるらしいのですが
私は夕方にウロウロしている人なので度々目にしています。
「チッ、偽者め!」とは思わず、
人並に「綺麗!」と見とれていますけどね。