また花が咲いた

梅雨を前に庭にジャガイモの花が咲いています。
ジャガイモは１６世紀にスペイン人によってアンデスの高地から
ヨーロッパにもたされました。
ところが当時は食べられる部分がよく分からず、
じゃがいもの毒、ソラニンで病人が出たため食用とはされず
主に観賞用だったそうです。
マリー・アントワネットが髪に飾っていたことは有名ですよね。
日本にも１７世紀ごろにオランダ船によって渡ってきましたが
やはり観賞用だったそうです。

写真のジャガイモは台所から出たジャガイモの皮を
他の野菜クズと一緒に土に埋めていたのが芽を出したものです。
種芋から育てていないので、食べられるような芋は出来ないのですが
昔々の人のように花を鑑賞することはできます。






しとしとと降る雨の中に出たついでに、グミの実はどうかな？
まだ青いと思っていたら、もう赤くなっていました。
でも、生っているグミの実はこれ一個だけ！
いつもよりたくさんの花が咲いていたのに・・・。

コメント 2

じゃがいもが観賞用だったなんて（笑）

グミの実は不作でしょうか…まだなんでしょうか(-_-;)

by アマ (2016-05-29 20:32) 

アマさん♪

ベルサイユ宮殿ではジャガイモの花を飾っていたんですよぉ。
帆船でインカからヨーロッパに持ち帰る間に芽が出て、
それを食べた船乗りたちが毒にやられたので、
ジャガイモは「悪魔の芋」と呼ばれてなかなか普及しませんでしたとさ。

グミの開花が例年より早かったのでしょうか、
咲いている時に虫が来ていませんでした。
by 招き猫 (2016-05-31 20:46)