補助動詞ってなんなん? [鳥]
前記事で引っかかっていた問題、
「憩う」という動詞に「…ている」をつなげて「憩ってる」という言葉にした場合
変換ができるから言葉として間違っていないのですが、
どうも違和感がある。
気になって考え調べ続けておりました。
違和感の原因は単に聞き慣れない言葉だからでしょう。
聞きなれないと言うことは、人が使わないから。
人が使わないということは・・・・・死語?
死語を使うということは、招き猫がお年寄りってこと?
いやいや、それはない。
「走っている」「笑っている」などは普通に使われているので
頭の「憩う」という動詞から離れて「…ている」を調べてみたら
あっけなく答えが見つかりました。
「…ている」とは別の動詞に後続することにより
文法的機能を果たす動詞で、それ自体は本来の意味を保っていない
補助動詞!
もっと調べればそれなりに面白い世界に入り込めるのですが
今日はここまでにして、
「憩っている」が正しい言葉だと判れば積極的に使っていきたい。
・・・たとえ死語だとしても。
ちなみに「憩っている」を大阪弁にすると
「憩ってる」または「憩ったァる」。
神戸弁にすると「憩っとう」
この「…とう」または変化系の「…とん」は神戸弁に初めて接した人にとって
とても耳に付く言葉らしい。
この方言も徐々に廃れていっているような気がするが
私自身もあまり使わないので寂しくはない。
そうだ、写真ブログなので写真を載せねば。
2月29日の修法が原
松にシジュウカラ
水辺にハクセキレイ
ツツジの枝にヤマガラ
以上ピンボケ写真ですが、次はもっとボケボケな写真を…。
会うのが3度目のルリビタキ
「なんでやねん!」というくらい後ピン。
3度も会っていながらピントピッタリな写真が撮れていないので
「落ち着いて、落ち着いて」と自分に言い聞かせながらピントを合わせていたら
後ろ向きになり、そのまま飛んで行きましたとさ。。。
2016-03-06 16:30
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大阪だと「憩っとる」なのでは?(^^;)
「憩っとうな~(^^)」 も神戸でよろしいでしょうか?
ルリビタキの場合、岩にAFでピントを合わせてから
すばやくフルタイムMFでピント微調整!
なんですけど、かなりの確立で飛んでいってしまうので
AFに頑張っていただくしか他ないかと(^^;)
by アマ (2016-03-06 20:18)
私も違和感を感じつつ
会話で使う言葉を書いてました。
(書いていました)
松のシジュウカラは絵画みたい。
by 響 (2016-03-09 15:09)
アマさん♪
私の知っている大阪の女子たちは「…しとる」ではなく「…してる」または「…してやる」です。
「…しとる」だとオッサンぽいでしょ。
大阪は昔から都会なので上品な言葉から荒っぽい言葉まで様々ですが
最近のお笑いさんが使う大阪弁まがいは大阪人には迷惑でしょうね。
「憩っとうな~」または「憩っとんな~」はありですが、この場合だと
「憩っているね」になり「憩う+…ている+ね」に分けられて
動詞+補助動詞+終助詞になるので文を長くしただけになります。
国語もなかなか面白いでしょう?
ご一緒に国語沼にハマらはらしませんか?(^ω^)
by 招き猫 (2016-03-09 20:45)
響さん♪
響さんの口語体の文は違和感なく面白く読ませていただいております。
京都のbさんの京都弁も面白いです。
それに引き替え神戸弁をそのまま文にすると荒っぽくていけません。
港町ですからね、仕方ないです。
梅に鶯・松に鶴をもじって「松にシジュウカラ」、
そんな日本画的な画に撮れました。
面白いのでピンボケなのに載せてしまいました(^_^;)
by 招き猫 (2016-03-09 20:57)